日本HPは7月9日、新しい3Dプリンティングソリューション「HP Jet Fusion 5200」シリーズと、「HP Jet Fusion 500」シリーズを発表した。出荷開始は9月から。
HP Jet Fusion 5200シリーズは、現行製品「HP Jet Fusion 4200」シリーズの上位機種で、生産性がより高く大量生産向け。進化したハードウェアにくわえ、各種ソフトウェア、サービス、新材料に対応しており、製造現場での本格稼働に最適だという。生産性や再現性、造形品質が大幅に向上しているとした。
HP Jet Fusion 500シリーズは、フルカラーあるいは、白色のパーツの造形に対応している。小型な筐体や、操作の容易さや導入しやすい価格が特長。製造業の設計試作部門や、大学などの教育機関に最適とのこと。ユーザーは初期のデザイン試作や、量産をHP Jet Fusionのプラットフォーム上で造形可能なので、新しいデザインやアプリケーションを簡単に開発できるとする。
7月17日から開催する「人とくるまのテクノロジー展2019 名古屋」では、HP Jet Fusion 5200シリーズを国内で初めて展示する。