2019年7月7日15時30分、ASRockは秋葉原において、世界最速のX570に冠するイベントを開催した。既報の通り、同日19時からは第3世代Ryzenが解禁であったため、会場には多くのASRockファンで溢れすぎており、何度も前に詰めるアクションがあったほどだ。本稿ではイベントの様子をお届けする。
会場には発表されている10種類のX570マザーボードが展示されていた。うち、2019年7月7日に発売となったものは以下の5製品。メインストリームに該当するものは、X570 Steel LegendとX570 Extreme4になる。メインストリームにもVRM10フェーズを採用しているあたりは、平常運転のASRock的だ。
残る5製品の一部は2019年9月付近、つまりRyzen 9 3950Xの発売に合わせたい方向だそうだ。ラインアップは以下の通り。X570 AQUAはグローバルで999台限定生産モデル。Serialナンバーが割り振られるそうだ。
2019年7月7日時点で、X570 Phantom Gaming-ITX/TB3はMini-ITXでThunderbolt3対応は世界初、X570M Pro4はこれも現時点で唯一のMicroATXマザーボードとなっている。MicroATXはアジア圏、とくに日本では人気なのだが、海外はそうでもなく、CPUローンチに合わせての登場はなかなか珍しい。