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新車を買った情報2019 第22回

マツダ ロードスターRFのエンジンに未来を感じる

2019年07月06日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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電気自動車の時代が来なくても大丈夫

 私は21世紀に生きる常識ある人間として、当然のことながら電気自動車を否定するものではありません。むしろ早く乗ってみたい。ただ残念なことに、バッテリーのみで動く純粋な電気自動車が実用になるのは、北海道ではずいぶん先のことになるでしょう。

 ガソリンスタンドですら足りないというのに、充電スタンドは都市部でたまに見かける程度。充電に時間がかかる割に、航続距離は短く、気温が下がると出力はガタ落ちになる。そんなハラハラしながら乗るようなクルマが楽しいはずもありません。

 つまりロードスターを置き換える、電気で動く愉快な小型快速クーペは、当分お預けです。でも大丈夫。回転のスムースさ、トルクの豊富さなら、現役最終世代に近いガソリンエンジン、つまりロードスターの2リッターエンジンだって、勝るとも劣らない。しかもモーターにはない、カッコいい排気音まで付いてくる。

 なにより自分自身で熱源を推進力に変換するこのクルマは、真にエコでもあります。満タン法による現在までの通算燃費は、リッター当たり17.54km。いまこの段階で、電気とモーターが必要な理由など、私にはまったく理解できません。電気自動車の野郎ども、ざまあみやがれ!(あっ!)

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