「トップバリュ エナジーハンター」
イオン
5月21日発売
価格149円
https://www.topvalu.net/energyhunter
カフェインとアルギニンの量で差をつけろ
「トップバリュ」といえば、イオングループのプライベートブランド。生活雑貨から生鮮食品までとにかく幅広く取り扱い、価格もお手頃。とくに地方都市における「服を買うのも遊びに行くのもデートするのもジャスコ、生まれも育ちもジャスコでございます」的な、イオングループの強烈な存在感を端的に象徴するかのようなブランドです。
そんなトップバリュからエナジードリンクが出ました。その名も「トップバリュ エナジーハンター」。昔、「ハンタァ~!!」というレコード店のCMがありましたよね。どうでもいい脱線でした。
特徴は「100mlあたりカフェイン65mg、アルギニン200mg」という、国内エナドリ最高クラスの配合量です。300ml缶なので、1本でカフェイン195mg(!)、アルギニン600mg。ちなみにレッドブルは、100mlあたりカフェイン32mg、アルギニンが120mgですから、それと比較すればカフェインとアルギニンがおよそ2倍も含まれていることになります。
ただ、“最高クラス”とあるように、これに並ぶ製品がないわけではない。マツモトキヨシホールディングスがプライベートブランド「matsukiyo」にて展開している「EXSTRONG ENERGY DRINK」シリーズは、おなじく100mlあたりカフェイン65mg、アルギニン200mgなのですね。世界に名だたるレッドブルに対抗するべく、成分の中身でわかりやすく差をつける、日本企業の戦略が垣間見える気がします。
ただ、マツキヨのEXSTRONG ENERGY DRINKは250mlで150円、トップバリュ エナジーハンターは300mlで149円ですから、コストパフォーマンスでいえばトップバリュ エナジーハンターが上です。なにをもってコスパとするかは意見が分かれそうですが、いかにもトップバリュらしい製品とはいえましょうか。
トップバリュの商品説明には、「甘さ、炭酸の強度、香りの絶妙なバランスで飽きのこない飲みやすさ!」「女性にもうれしいパッションフルーツ、ベリー系のフルーツをミックス!」とあります。飽きがくるほどエナドリを飲む人がどれだけいるのかはともかく、トップバリュらしく、幅広い層にアピールする中身になっているようです。
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