エヌ・シー・ジャパンは5月9日にプレスカンファレンスを開催し、新作のスマートフォン向けMMORPG「リネージュM」(Android/iOS)の正式サービスを5月29日に開始すると発表した。
発表会では、エヌ・シー・ジャパン 取締役社長の沈乗補氏が登壇し「リネージュMは、既存のリネージュのよさを残しつつ、独自の面白さも兼ね備えたタイトルとなっています。今後もみなさんの期待に応えていきたいです」と挨拶した。
続いて、リネージュM プロジェクトプロデューサーの大河内 卓哉氏が登壇し、リネージュMの概要について紹介した。
リネージュの面白さそのままに、新たな取り組みにも挑戦
リネージュMは、1998年にリリースされた「リネージュ」を元としたスマホ向けMMORPG。血盟員を導く戦場の主役「君主」、強靭な肉体と攻撃力を誇る「騎士(ナイト)」、遠距離攻撃と精神魔法に特化した「エルフ」、多種多様な魔法を駆使して相手を翻弄する「魔術師(ウィザード)、強力な近接攻撃を誇り相手を倒すことに特化した「タークエルフ」が紡ぐ、剣と魔法と血の盟約が織りなす世界観が特徴となっている。
原点であるリネージュのキャラクター、狩り場、モンスター、NPCなどゲームの重要な要素はそのまま実装。プレーヤーは、5つの職業のいずれかを選択し、ゲームを進行することになる。
リネージュMの大きな特徴の1つとして、マップにオープンワールドを採用している点がある。最初からすべてのフィールドを移動することができるほか、村、ダンジョン、狩り場などの移動の際にもローディングはなくシームレスな移動が可能だという。
マップには、強力なモンスターが現れるダンジョンがある。ダンジョンには、徒歩やテレポート機能で行ける一般ダンジョン、入場レベルや利用時間の制限があるが、一般ダンジョンより経験値が多かったり、獲得アイテムが良かったりする「特殊ダンジョン」、「アインハザードの祝福」を消耗し、ダンジョン内の宝探しや特殊な範囲攻撃が使い放題のマップなど一風変わったプレーが楽しめる「試練ダンジョン」が用意されている。
キャラクターは、レベルを基盤とした能力値の上昇により直感的な成長が楽しめるほか、状況によって使い分ける様々な武器の収集と強化も、成長要素の楽しみの1つとなっている。また、変身カードも用意され、使用すればモンスターの力を宿して能力を上げることが可能だ。
リネージュMでも、君主のみ創設が可能なゲーム内コミュニティー「血盟(クラン)」も実装。一緒に狩りにいったりおしゃべりしたりするだけでなく、強大なボスモンスターと戦えるインスタンスレイド形式のコンテンツ「血盟レイド」にメンバーで挑戦したり、血盟同士で宣戦布告して戦うPvPコンテンツ「攻城戦」なども楽しめる。
そのほか、日本オリジナルのコンテンツとして、キャラクターのストーリーを活用したチュートリアルを用意。加えて、日本用のコンテンツも登場予定とのことだ。
ASCII.jpの最新情報を購読しよう