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レーシングギアの試着もOK!

オートバックス東雲のリアルシミュレーターでレースカーを体験!

2019年05月01日 15時00分更新

文● 栗原祥光 撮影●栗原祥光

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グローブやシューズを試着して
シミュレーションを体験できる!

 「体験できる」という意味では、プレーする際にドライビンググローブは必須なのだが、持っていない場合は1日500円でプーマもしくはアルパインスターズのグローブとシューズを借りられる。さまざまなモデルを貸出・試用できるというのも珍しい。

 「本物のアイテムで試していただきたいですし、身に着けるものは試着するだけでなく、使って見ないと良さがわからないですからね」という担当者の弁はその通りであり、この手のウェアやシューズは試着できる店舗も少ないのに、実際に「試用できる」のはユーザーとしてはうれしい限りだ。もちろん気に入ったモデルがあれば購入可能だ。

 ちなみに同店ではレーシングスーツや4輪用ヘルメットも販売し試着も可能(プレーは不可)だ。

 気になる料金は10分コースが1000円、30分コースが2500円。その間は何周走行してもよい。ちょっと高いかな、とも思えたが、富士スピードウェイの30分スポーツ走行枠は6500円。さらにFISCOライセンスの入会金や年間費などを考えると安く思える。利用者は、平日で3~5人、休日には10人以上が利用しているという。初めての人は10分コースを利用することが多いそうだが、慣れてくると30分コースを選ぶようだ。

 ちなみにGT300クラスでModulo KENWOOD NSX-GT3のステアリングを握る大津選手が、シミュレーター上で同じマシンを使ったところ、1秒以内の差で周回したとのこと。このシミュレーターの精度の高さを物語る。

 まずお手本プレーを見せていただいた。ブース内には大音量でエンジン音が響き渡り、ハンドル操作にあわせて椅子が前後左右に動く。簡単そうに見えたので「普段の運転している通りに操作すればいいだろう」と思っていた。

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