今回レビューするのは、ファーウェイから発売中の「HUAWEI nova lite 3」。価格は2万円台とエントリーモデルみだが、AIを搭載したダブルレンズのアウトカメラや、約6.21型のディスプレーが売りのSIMフリースマホだ。
カラーは「オーロラブルー」「コーラルレッド」「ミッドナイトブラック」の3種。楽天モバイルでは、通話SIMとセットで購入すると一括払いで9780円(税抜、最低利用期間1年~)※。OCNモバイルは、本体価格が1万4800円(税抜、最低利用期間6ヵ月~)だが、オプションを付けることで1500円もしくは3000円の割引が適用されるなど、MVNO各社が取り扱っている。
今回、HUAWEI nova lite 3を1週間ほど使う機会を得たので、その使い勝手などをチェックしていく。
※5月9日までのキャンペーン期間中の価格
表示領域の大きいディスプレー
まずは本体から。ボディーは約73.4×155.2×7.95mmと標準的なサイズ。画面端は余裕でタップできるが、上端は親指を伸ばしても少し厳しい。背面は3D加工が施され、エッジ部分が丸みを帯びているため手にフィットする。手が滑ってしまうこともほとんどなかった。
筆者が使ったのは「コーラルレッド」。セラミックのような質感を特徴としており、高級感はあまりないが、ツヤのあるカラーリングは美しい。「オーロラブルー」は配色がグラデーションになっており、他のカラーとは違った表情を楽しめる。
ディスプレーは、サイズが約6.21型、比率が19.5:5。上部中央にあるノッチはしずく型と呼ばれるタイプで、左右のベゼルも比較的細いため、画面占有率は大きい。
解像度は2340×1080ドットのフルHD+。写真や動画の色彩は鮮やかで、表示領域の大きさも相まって没入感を得られる。価格以上のスペックだと感じた。価格も大事だがエンタメも楽しみたいという人でも満足できるだろう。

この連載の記事
-
第526回
スマホ
使ってみると便利な機能てんこ盛りだった最新「らくらくスマートフォン」 -
第525回
スマホ
4.21mm! 薄すぎだろ! 極薄折りたたみスマホ「OPPO Find N5」 -
第524回
スマホ
折りたたみ革命!「nubia Flip 2」は縦長外画面で驚きの使い心地! -
第523回
デジタル
AIと6軸ジンバルで動画撮影が無敵レベル! ASUS「Zenfone 12 Ultra」の実力に迫る -
第522回
スマホ
Android 15で4G対応のタブレット「Blackview Tab 60 Pro」は使う場所を選ばないのが魅力 -
第521回
スマホ
日本発売予定の最速級ゲーミングスマホ「REDMAGIC 10 Pro」をフォトレポ -
第520回
スマホ
ライカカメラ搭載の 「AQUOS R9 Pro」に約20万円の価格以上の価値を感じた -
第519回
スマホ
ドコモ以外からも売られる新らくらくスマホはガラケー的UIと進化した健康管理機能で勧めやすい1台 -
第518回
スマホ
モトローラの縦折りスマホ最高峰「motorola razr 50 ultra」は強化されたAIが楽しい -
第517回
スマホ
安く買えて普段使いに問題なし! バランスが良いオススメのミドルレンジスマホ3選 -
第516回
スマホ
カメラやAIの性能に違いはあるのか? Xiaomi 14Tと14T Proを使い比べてみた - この連載の一覧へ