猫好きに朗報! 瞳AFが猫に対応したぞ!
猫写真好き待望の機能がとうとうやってきた! ソニーの「猫瞳AF」機能。いや正確には「リアルタイム瞳AFの動物対応」なんだけど、われわれは「猫瞳AF!」と思っておけば問題ないので、ここでは「猫瞳AF」と呼ぶことにする。
4月11日、α7 IIIとα7R IIIのソフトウエアアップデートバージョン3.0がきたのだ。これを当てると「リアルタイム瞳AFの動物対応」が実現されるのである。それではさっそくうちの猫で。
ちゃんと猫の目に四角くて小さいAF枠が出てるの、わかるだろうか。目をつぶってるんだけど認識してくれた(ただし、その後あれこれ試したところ、目を閉じてると難しい。特に白猫や黒猫は目を閉じてるとまず無理……考えてみたら当たり前なんだけど)。
よいですなあ。しかも、目を開いてる顔ならちゃんとまぶたじゃなくて「瞳」にピントが合ってる。これ大事。
すごい。ただ、ちょいとセッティングは必要だ。まず「顔/瞳AF」を常時オンにするか、ボタンを押したときだけオンにするかは大事。わたしはボタンを押したときだけ瞳AFが働く設定にし、AF-ONボタンに瞳AFを割り当てた。
続いて、瞳AFの対象。残念ながら人と動物を同時に認識することはできないので、対象を切り替えなきゃいけない。これも必要に応じてさっと切り替えたいので、検出対象をAELボタンに。
ちなみに、ソニーに動物瞳AFの対象になるのは犬や猫だけかと尋ねたら「目が顔の正面を向いている」動物ならおそらく検出できるが、「目が顔の側面についている」動物(馬や鳥のように)は無理という話だった。もちろん目が正面を向いていれば必ず検出できるわけではないが、目安にはなろう。

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