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アドバンテックテクノロジーズ、社名変更後初の事業戦略発表会を実施 IoT時代の新しいeDMSサービスの戦略を発表

アドバンテック株式会社
2019年04月05日

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アドバンテック株式会社
 台湾台北市2019年4月5日―アドバンテック株式会社(Advantech Co., Ltd. 本社:台湾台北市 台湾証券コード:2395)は、2019年4月5日に福岡県 直方市にて、「アドバンテックテクノロジーズ株式会社」の事業戦略発表会を行いました。「アドバンテックテクノロジーズ株式会社」は、アドバンテックが2019年2月に「オムロン直方株式会社」の株式を取得し、社名変更いたしました。



 台湾台北市2019年4月5日―アドバンテック株式会社(Advantech Co., Ltd. 本社:台湾台北市 台湾証券コード:2395)は、2019年4月5日に福岡県 直方市にて、「アドバンテックテクノロジーズ株式会社」の事業戦略発表会を行いました。「アドバンテックテクノロジーズ株式会社」は、アドバンテックが2019年2月に「オムロン直方株式会社」の株式を取得し、社名変更いたしました。

 発表会では、アドバンテックテクノロジーズ株式会社 代表取締役 社長 石田 隆裕より、新たな戦略が発表され、今後の方針について、下記のようにコメントいたしました。
「1966年に設立された当社は、カスタム対応の多品種少量生産による組込み『デザイン・イン』サービスを専門とし、福岡県直方市に本社を置き、主に国内の産業用機器メーカー様にサービスを提供しています。今後も現在の経営陣が事業運営を継続させていただきますとともに、アドバンテックのEmbedded IoTビジネス・グループ(EIoT SBG)に加わることにより、日本市場におけるアドバンテックのDMS拠点として、組込みシステム分野における市場シェアの効果的な拡大と、地域に密着した製造サービスの能力増強を図ってまいります。『アドバンテックテクノロジーズ』は、53年間続けてきた私たちの原点である安心と信頼のための『ものづくり』に今後もこだわり続け、お客様のベストパートナーとして進化していきたいと考えています。」

アドバンテックテクノロジーズ 新事業戦略 3つの柱
1.アドバンテック製の組込みコンピュータ・IoTプラットフォームをベースにした、新たなeDMSの開発
アドバンテックの組込み・IoTの技術をベースとし、「アドバンテックテクノロジーズ」としての新たなサービスと価値を加えた、新しいeDMSの開発を行ってまいります。このeDMSは、多様化するお客様ニーズにお応えすべく標準品からフルカスタマイズまでのサービスを「のおがた」発で提案いたします。

2.DMS (開発/製造受託サービス) /DTOS(デザイン・トゥ・オーダーサービス)の提供
アドバンテックの豊富なプラットフォームと設計資産、および業界最先端の組込み技術に“のおがた”オリジナルの「ものづくり」サービスを加えることにより、お客様にとってより付加価値の高い開発/製造受託サービスを提供いたします。また、標準品のオーダーメードサービスのDTOS(デザイン・トゥ・オーダーサービス)で最短納期でのカスタマイズ対応を実現します。

3.EMS(製造受託サービス)革新
これまで53年間にわたって築いてきた「ものづくり」へのこだわりは変えることなく、アドバンテックIoTソリューション(WISE-PaaS, iFactory)を活用し、「ものづくり」を革新してまいります。アドバンテックのIoTを活用したCRMの強化やGlobal SCMによって、QCDを進化させ、日本におけるI4.0/IoTのショーケースを目指します。

 事業戦略発表会にて台湾本社より来日したアドバンテック会長のKC Liuは、下記のようにコメントいたしました。
「53年間培ってきたオムロン直方の技術知識をベースに、多種多様なアドバンテックのIoT製品、ソリューションを加えて、ダイナミックな成長を期待します。アドバンテックグループは アドバンテックテクノロジーズのお客様、従業員、および周辺の地域社会のすべてをサポート致します。」

 また、 アドバンテック ジャパン 社長(Advantech Japan President)マイク小池は、下記のようにコメントいたしました。
「アドバンテックテクノロジーズの設立により、日本国内における従来のエンベデッドIoT、インダストリアルIoT、サービスIoTの標準品販売に加えて、DMSの製造販売能力を持ち得るようになったことで、日本のお客様のニーズをシームレスにカバーできる体制が整いました。今後は、IoTの時代における顧客ニーズにより迅速に応えるサービスを提供してまいります。」


アドバンテックについて  - インテリジェント・プラネットの実現が我々の使命です -
台湾 Advantech Co., Ltd. (TAIDEX:2395)は、1983年の創業以来eプラットフォームのリーディング・プロバイダとして、産業用コンピューティングやオートメーション市場における高品質でハイパフォーマンスな製品の開発・製造および販売に携わっており、現在では世界23カ国95都市に拠点を構えるグローバル企業です。得意とする組込み用ボードコンピュータや産業用PC、リモートI/Oモジュールや産業用マザーボードの販売に加え、お客様のニーズにきめ細かくお応えする産業用コンピュータのBTOサービスや、お客様の要求仕様に合わせて製品の設計から生産までを請け負うDMSビジネスも行なっています。また、グローバルな物流IT市場で確固たる存在感を持つ独DLoG社や、カジノ向けゲーム機器の分野で実績のある英Innocore社をグループに取り込むなど、積極的なビジネス拡大にも取り組んでいます。
また、近年コーポレートビジョンである「インテリジェント・プラネットの実現」を具現化するスマートシティ&IoTソリューション・ビジネスの開拓に注力する当社は、積極的な製品およびソリューション開発に務めるとともに、インテル社ならびにマイクロソフト社をはじめさまざまなエコパートナー企業とのパートナーシップの強化を図っています。このようなエコパートナー企業との緊密な協力関係、および自らの研究開発投資によって、インテリジェント・システムを様々な産業に普及させ、地球上のあらゆる労働環境と生活環境をより豊かでスマートなものにしていくこと、- インテリジェント・プラネットの実現 - が、我々Advantechの使命です。
(アドバンテック株式会社 ウェブサイト http://www.advantech.co.jp

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