Office 365にすべき理由
1月に「Office 2016」以来、約2年半ぶりのメジャーアップデート版となる「Office 2019」が発売された。Officeは、約3年ごとにメジャーアップデートされてきたが、昔のようにパッケージ販売ではなく、ダウンロード提供が基本になっている。店頭でも販売されているが、ライセンスカードを購入するだけで、アプリ自体はネットからダウンロードすることになる。
これに対して、2011年からサービスを開始しているクラウドサービス「Office 365」は、いつでもどこでも働ける環境を提供すべくデスクトップアプリだけでなく、スマホやタブレット、ウェブブラウザー上でも利用できるようにした。さらに、OneDriveは1TB利用可能で、チームでファイルを共有したり、共同作業したりすることが容易だ。
また、常に最新機能が提供されているのも特徴の1つ。Office 2016が登場した以降、320以上もの機能が追加されている。Office 2019では、そのうち一部を追加したものだ。時代の流れは早くなっており、求められる機能をすぐに提供できるOffice 365は、そのまま生産性につながるとマイクロソフトは主張する。
Office 2019は永続ライセンスなため、購入すればサポートが終了するまでずっと使える。1ライセンス当たりインストールできるマシンは2台までだ。一方Office 365は月額利用制のサブスクリプション方式を採用。毎月利用料を支払うことで使えるものだ。1ライセンス当たりデスクトップ版もスマホ版、タブレット版それぞれ5台までインストールできる(利用するプランによって違う)。
この連載の記事
- 第56回
ビジネス
Windows Embedded Standard 7の延長サポート終了迫る。対策は万全? - 第55回
デジタル
パスワードは限界、テレワークにも効く生体認証「EVE MA」をVAIOと使う - 第54回
デジタル
テレワークのセキュリティ対策で関心度上昇中、「TRUST DELETE Biz for VAIO PC」とは? - 第53回
ビジネス
大量にマシンを導入する際に考える予算と生産性のバランス - 第52回
ビジネス
モバイルワークで重要なWeb会議を実現するのに必要なもの - 第51回
デジタル
リモートワークの選択肢が必須の時代、新型VAIO SXシリーズの輝きが増す - 第50回
ビジネス
ケーブル1本で何でもできるUSB Type-C搭載がマシン選びのキモ! - 第49回
デジタル
デスクトップPCからのリプレイスで選びたい、VAIO Pro PH - 第48回
ビジネス
Windows 7 EOS間近! いまやるべきWindows 10への移行のキモ - 第47回
ビジネス
メインマシンとして使える900g以下PCが、働き方改革の課題を解決する
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
-
デジタル
「VAIO、法人向く。」の現在を探る -
デジタル
14型で999gの新VAIO SX14は、見えない部分のこだわりがスゴイ -
デジタル
VAIO Pro PAであまり語られない、法人導入と運用のしやすさ -
デジタル
VAIOが品質管理に取り入れた独自の基準とは? -
ビジネス
働き方改革に「電子黒板」がなぜ必要になるのか、ブレストと情報共有を体験してみた -
デジタル
2kg強と軽量で、デスクトップに近い作業領域を持つ15.6型「VAIO Pro PH」 -
ビジネス
働き方改革の第1歩は、いままでの使い勝手を変えない「パソコン」でペーパーレス化すること -
デジタル
VAIO SX12/VAIO Pro PJ登場、サブからメインへの昇格を目指した12型 -
Team Leaders
仕事に差がつく!阿久津良和「Office 365のスゴ技」 -
デジタル
VAIO、LTE over IP技術によるリモートアクセスサービス「ソコワク」