ビジネスやプライベートで、メールやSNSを活用するユーザーほど手放せないのがコンパクトスマホだ。スマホを片手持ちでラクラク操作でき、フリック入力で素早く文字入力できる。片手の親指操作だけでさまざまな用件をさっと片付けられるのは、コンパクトスマホならではの特権だ。
もちろん、コンパクトなぶんスーツのポケットに入れて持ち歩きやすいほか、音楽ゲームアプリなどを遊びやすいといった利点もある。スマホを毎日活用するユーザーにとって、コンパクトスマホはいちど使うとやめられない魅力をもつ。
現在、コンパクトスマホで最小かつ最軽量なのは、シャープの「AQUOS R2 compact」。横幅64mm、重量135gのボディーに、高性能CPUのSnapdragon 845を搭載。また、近年の狭額縁+ノッチデザインを生かして、コンパクトながらもフルHD+解像度を実現した5.2型液晶を搭載する。ソフトバンク版に加えて、キャリアを問わないSIMフリー版が用意されるのもうれしい。
このAQUOS R2 compactとライバルとなりえるのが、ソニーモバイルの「Xperia XZ2 Compact」。ドコモ専売モデルだが、こちらも横幅65mmとスリムでSnapdragon 845を搭載。重量は165gとやや重めだが、そのぶんソニーらしいエンタメ性能を備えている。
「AQUOS R2 compact」と「Xperia XZ2 Compact」は、これまでコンパクトスマホとして代表的な存在だった横幅58.6mmの「iPhone SE」の後継が登場していない現在、コンパクトスマホの代表的な2機種として注目すべき製品だ。
また、今回はこの2機種に加えて、数少なくなっている横幅70mm以下のスマホとして、グーグルの「Pixel 3」、Y!mobileやUQ mobileで販売が開始された「iPhone 7」についてもチェック。この2機種は68mm前後と前述の2機種よりはやや横幅は広いが、片手で操作できて高性能だ。また、iPhone 7は今買えるコンパクトなiPhoneとしては高コストパフォーマンスの魅力的なモデルで、コスパを求めるコンパクト派なら購入の検討に値する。
では、今買いのコンパクトスマホ4機種の使い勝手や性能を見ていこう。
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