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アフリカ南東部を襲った史上最悪のサイクロン、衛星で被害浮き彫りに

2019年03月24日 10時27分更新

文● Charlotte Jee

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数日前にアフリカ南東部を通過したサイクロン「イダイ(Idai)」は1000人以上もの死者を出し、いくつもの町や農地を冠水させた。その影響はドローンや人工衛星が撮影した映像や画像によって、ようやく明らかになり始めている。

人工衛星は、救助活動を支援するための洪水地帯の地図化に使われている。冒頭の画像は欧州宇宙機関(ESA)の提供だが、米国航空宇宙局(NASA)もこの地域の地図作成を支援している。ESAの地球観測衛星「センチネル-1(Sentinel-1)」がとりわけ有用なのは、雲、雨、それに暗闇でも画像を取得できるレーダー・システムのおかげだ。撮影した画像は、イダイの影響を受けた地域を正確に理解するための最新情報の提供に貢献している。米国赤十字社もドローンを利用して特に支援が必要な場所を特定している。

モザンビークのブジ川付近の地域はいまや事実上の壮大な内陸湖となっており、その大きさは125キロメートル×25キロメートルにもなる。

およそ200万人を優に超える人々がモザンビーク、マラウイおよびジンバブエの3カ国で被災しているが、全容はまだ明らかではない。南半球史上最悪の自然災害となる可能性もある。道路や交通機関、通信回線が不十分であるのにも関わらず、当局は昼夜を分かたず、いまもなお救助・救援に取り組んでいる。

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