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スポーツビジネス拡大に必要な観戦、応援改革

2019年03月28日 06時00分更新

文● 萩原愛梨 編集●ガチ鈴木(ASCII編集部) 写真● 曽根田元

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柔軟でユニークな経営がスポーツビジネスの可能性を拡大する

――スポーツ産業での最近の注目している動向はありますか?

 いわゆる“投げ銭”の仕組みを導入している動きがありますが、こうした動きは自由にできたらいいなと思っていますね。クラウドファンディングも利用できますよね。いくら集められたらコートを整備できる、ボールを買える、コーチを雇えるといったように、ファンの支援とチームを繋げる取り組みや画期的な経営ができるチームや団体が増えるといいと思います。

――最後に、テクノロジーの活用によるテクノスポーツの拡大の可能性についてお聞かせください

 一番突飛なアイディアだと「宇宙でやるスポーツ」です。重力から抜け出すことを次のテーマとしています。「重力」から解放されたなら、様々なスポーツのアイディアが可能になります。観戦という観点でお話しすると、観客が虫のように自由にフィールドを飛び回れたら面白いと思っています。技術的にはVRやドローンの活用なども検討できるでしょう。

――あらゆる産業がテクノロジーの進化や人々のライフスタイルの変容によってイノベーションが起きているように、スポーツビジネスも同様の変革の可能性を秘めている。ITの高まりによる新スポーツの開発、オンラインプラットフォームを使ったコミュニケーションの変化、複業や兼業が自由化されつつある今運営組織の改革まで様々な側面からイノベーションが考えられる。機運が高まる今、革新したスポーツビジネスの未来を見てみたい。

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