好みの動画をスマホアプリに登録して
スマホを本体にセットして視聴する
昭和スマアトテレビジョンの大きな特長は全部で3つ。「スマアト携帯電話使用」「黄金ダイアルでチャンネル変更」「砂嵐手振動修復方式採用」の3つだ。シニア世代なら即座に理解できるこれらの特徴だが、50歳以下の年齢層には、最初のスマホを使用する……という以外はかなり理解しづらいことかもしれない。
パッケージ底面には、対応スマートフォンが何種類かリスト表示されている。iPhoneやXperia、Galaxy、AQUOSの多くの機種が記載されているが、アンチメジャー派の筆者の持っている機種はいずれもリストアップされていなかった。基本的に、スマホの液晶スクリーンサイズとそれに伴うスマホ全体の大きさが重要だ。
今回、筆者は「ZenFone Max Pro」(6.3型)とiPhone SE(4型)、そして筆者のメインスマホである「HUAWEI Mate 20 Pro」(6.39型)の3台で昭和スマアトテレビジョンを試してみたが、いずれも問題なく使用できた。
極めてコンパクトなスマホである筆者のiPhone SEは、このところ出番が少なくなってきていたが、筆者的にはほんの少しだけ上下が切れるという点を除けば、昭和スマアトテレビジョンと最も相性の良いスマホのような気がした。
しかし、正式には対応機種に入っていないiPhone SEの外形サイズは昭和スマアトテレビジョンへの取り付けは限界値ギリギリだ。昭和スマアトテレビジョンは基本的にスマホにケースを付けて使用することを推奨していないが、ことiPhone SEに関しては何らかのケースを付けた着膨れ状態がベストのようだ。
さて、まずは昭和スマアトテレビジョンの簡単な構造を見てみよう。本体はABSで作られている。そして、事前にアプリをダウンロード、インストールしたスマホを側面のスリットから横位置で滑り込ませ、背面の蓋を開けて、スマホ上にアプリで仮想的に作られたテレビ画面を位置合わせして使用する。
アプリの「昭和スマアトテレビジョン」はAndroidとiPhoneの両方がサポートされており、筆者は、ZenFone Max ProとHUAWEI Mate 20 Pro、iPhone SEの3機種にダウンロード、インストールして全機種で遊んでみた。

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