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親なら知っておきたい人気スマホアプリの裏側と安全設定第6回

LINE、Instagram、Twitterでの不用意な投稿で人生を壊す前に

子どものSNSアカウントを見つける方法と見守り方

2019年03月12日 10時00分更新

文● 高橋暁子 編集●アスキー編集部

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子どものSNSアカウントを見守る方法は?

 InstagramやTwitterで、いわゆるバイトテロと呼ばれる問題が話題となっている。また、SNS上での出会い系被害なども増えている。子どものSNSでの投稿や交友関係が心配という保護者は多いだろう。

 今回は、子どものSNSアカウントの見守り方、発見方法についてご紹介したい。

LINEは友だちになってタイムライン見守りを

 端末の連絡先に登録しているユーザーをLINEの友だちに登録する「友だち自動追加」をオンにしたままの子どもは多いので、保護者は自動的に友だちになっていることが多いだろう。

 10代はLINEのタイムラインの利用率が高い。タイムラインに投稿したり、クラスの友だちなどと交流していることが多いので、そっと見守っておくといいだろう。子どもの交友関係や興味関心などが垣間見られるはずだ。

下部の「タイムライン」をタップすると……タイムラインが表示される

Twitterアカウントは名前、学校名、友だち名から探す

 TwitterやInstagramのアカウントは、匿名で複数アカウントが作れる。炎上事件や出会い系被害などにつながることも多く、保護者としては子どもの使い方が心配になるだろう。

 子どものTwitterアカウントを探す場合は、まず本名やニックネームで検索してみよう。10代は本名で使っている割合が高いため、見つかる可能性は高い。漢字、平仮名、カタカナ、アルファベットなどでも試してみよう。

 多くのユーザーは、自分のアカウントやメールアドレスに使用する文字列はだいたい決めているものだ。子どものメールアドレスや他のSNSのアカウントなどがわかっていたら、同じ文字列で探してみると見つかる可能性がある。たとえばメールアドレスが「abcde@●●.com」のユーザーなら、SNSのIDにも「abcde」を使っていることが多い。

 子どもたちは、自分の知り合いとつながったり、まだ会ったことはないが趣味は合うユーザーと交流したいと思うことが多い。それゆえ、プロフィール欄に自分の出身校、趣味、部活動、好きなアニメやゲーム、バンド名など様々な事柄を書き込んでいることは多い。自分の子どもの好きなもので検索してみると見つかる可能性は高い。

出身校名でプロフィール検索すると、プロフィールに学校名を明記しているユーザーが見つかる
好きなバンドなどで検索しても見つかることがある

 なお、子どもの携帯電話番号やメールアドレスを連絡先に登録した状態で、「アドレス帳の連絡先を同期」をオンにしておくと、子どものアカウントがおすすめユーザーとして表示されることがある。ただしこの場合は他の意図しないユーザーともつながってしまうので、注意が必要だ。

Twitterの「設定とプライバシー」をタップ「見つけやすさと連絡先」をタップ
子どものアカウントで「メールアドレスとの照合と通知を許可する」「電話番号との照合と通知を許可する」がオンになっているとおすすめユーザーに表示されることも

 どうしても見つからなかったら、子どもの親しい友人名などで検索してみよう。1人くらい実名で使っている子がいる可能性が高い。その子のフォロワーや交流しているアカウントから探していくことで、自分の子どものアカウントが見つかる可能性がある。

 Instagramアカウントでも同様の方法が有効だ。Twitterアカウントを見つけた後なら、子どものTwitterでの投稿を見ていれば「インスタはこちら!」という投稿から発見できるかもしれない。

SNSアカウントを見ていることは秘密に

 見守る際に注意したいことは主に2つ。TwitterやInstagramはフォローはせず、リストやお気に入りなどに入れて見守ること。フォローしたことが子どもにわかってしまうと、ブロックされたり、アカウントを消されたりする可能性が高い。

 LINEの場合も、タイムラインでおかしな投稿をしていてもその場でからんだりすることはやめよう。やはりブロックされたり、公開範囲から除外されてしまう可能性が高いからだ。

 2つめとして、もし心配な投稿があった場合は、SNS上で見たとは言わず、「友だちの◯◯ちゃんから聞いたんだけれど……」などと、別のルートから情報を得たことにして話すといいだろう。やはりブロックやアカウント消し防止のためだ。

 これらの見守り、チェックはあくまで子どもが犯罪や炎上、出会い系被害などの危険に巻き込まないかどうか確認するためのものだ。プライバシーは尊重し必要以上に詮索せず、1人で安全に使いこなせるよう見守ってあげてほしい。

■関連サイト

著者紹介:高橋暁子

 ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki

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