布団にもぐったまま照明やエアコンを操作できる
赤外線到達距離が、従来モデルの1.5倍の30mに進化した点も見逃せない。赤外線有効範囲は水平方向360度、垂直方向180度と想像していた範囲より広かった。8畳ほどのリビングルームでは、スマート家電リモコンの設置場所と対角にあたる、部屋の隅の家電も問題なく操作できた。
寒い冬などは起床時に、ベッドからリモコンに手を伸ばすのが苦痛だったが「エアコンをつけて」と話すだけで、コントロールできてしまう。布団にもぐったままでも操作できるのは、とてもありがたい。
また「スマホのアプリからタイマーを設定することで、朝7時には24度に設定したエアコンがつき、同時に照明がつくので、起きやすくなった」のは非常にうれしい。
Amazon Echoの定型アクションやGoogle Homeのルーティン機能を使えば、「おはよう」や「おやすみ」などという言葉で、複数の家電の電源を一気に操作できる。自分だけの言葉を設定して、自由に操作をカスタマイズできるのも楽しい。
さまざまなリモコンに対応するプリセットがたくさん用意されている
いろいろなリモコンのプリセットに対応しており、その数は2019年3月現在、380種類。テレビやエアコン、照明などのほかにも、レコーダーや扇風機、掃除機、加湿器なども登録できるのでオールシーズン活躍するだろう。
筆者の家にはプリセットされていない家電もあったが、リモコンのボタンに対応するようにスマホに学習させる機能を使えばOKだった。
まるで「誰か」にお願いするみたいに、代わりに家電の操作をしてくれる便利アイテム
「立っているものは親でも使え」と言うけれど、ひとり暮らしでもファミリーでも、まるで誰かに頼んでいるように代わりに家電の操作をしてくれるのが、スマート家電リモコンのよさ。家の中の赤外線リモコンに対応したさまざまな家電製品を登録しておけば、スマホや音声で、文字通りスマートに操作できてしまうのだ。インテリアによっては、ブラックボディーのRS-WFIREX3もマッチしそうだ。
■製品ラインアップ
(提供:ラトックシステム)