2月24日に、ゲームオンが運営するオンラインFPS「Alliance of Valiant Arms(以下、AVA)」の日本のクランと韓国のクランが対戦する「AVA 日韓親善試合2019」を実施した。AVAの国際戦は、「AVAれ祭2016 -横浜の陣-」以来となる。
日本のクランは、2018年12月に実施された大会の優勝準優勝チームとなる「iXyNeD」「Kresty」が出場。韓国のクランは、老舗の「clanHeat White」と、代表決定戦を勝ち抜いてきた「Feminism」が参戦した。対戦カードは、Kresty対Feminism、iXyNeD対clanHeat Whiteとなった。
一進一退の攻防だが、最後に撃ち勝つ強さを見せたKresty
第1マップは、Kresty対Feminism。まずはKrestyが攻撃、Feminismが防衛でスタート。Krestyが2本先取したのちに、Feminismが1本取り返す。その後は一進一退の攻防が続き、4対4の同点に。その後はKrestyがストレートで3本奪取し、第1マップはKrestyが制した。
第2マップは、第1マップと対照的にFeminismが2本を先取。Feminismが5対5にまで追いつき、さらに5対6と逆転したものの、さらに6対6に。均衡した戦いだったが、最後にKrestyののりしお選手がスナイピングを決め、2マップともKrestyが勝利を収めた。
2戦目も日本チームのiXyNeDが優位な戦いを繰り広げた
続いて、iXyNeDとclanHeat Whiteが激突。第1マップは、初動の15秒でiXyNeDが4キルするという波乱の幕開けに。iXyNeDが1本奪取すれば、clanHeat Whiteが取り返すというどちらも1歩も引かない展開が続いた。しかし、4対4から一気にiXyNeDが勝利を収め、7対4でiXyNeDに軍配があがった。
第2マップでは、第1マップで4キルされたからかclanHeat Whiteは慎重な試合運びに。しかし、iXyNeDが冷静に対処し、1戦目はiXyNeDが勝利。clanHeat Whiteも素晴らしいプレーをみせるが、iXyNeDが優位に展開させて見事勝利した。
本大会では、韓国チームは、韓国から日本サーバーに接続している分、Pingが高くなることもあり若干不利な状況ではあったが、昨年の大会で優勝、準優勝して自信を付けた日本の2チームがどちらも勝利を奪取した。AVAプレーヤーの人は、いろいろと磨き抜かれた技を観て盗める部分はあったのではないだろうか。大濱プロデューサーが最後に次回も開催したいとコメントしていたので、次回大会も期待して待っていよう。
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