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OpenShiftのサブスクリプションがあれば無料で使える

レッドハット、Kubernetesクラスタ内で動作するIDE「CodeReady Workspaces」を提供開始

2019年02月22日 07時00分更新

文● 羽野三千世/TECH.ASCII.jp

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 レッドハットは、Kubernetesネイティブな統合開発環境「Red Hat CodeReady Workspaces」の一般提供を開始した。Webブラウザから利用できるオープンソースの統合開発環境Eclipse Cheをベースに、Red Hat OpenShiftとRed Hat Enterprise Linux向けに最適化している。OpenShiftのサブスクリプションがあれば無料で利用できる。

Red Hat CodeReady Workspaces

 CodeReady Workspacesは、Kubernetesクラスタ内で動作する統合開発環境(IDE)で、OpeShiftポッド、コンテナ内の開発者のコードと依存関係、成果物を管理するもの。コンテナアプリケーションのコーディング、ビルド、テスト、実行、デバッグのすべての作業をOpenShift内で行うことができるため、「アプリケーションを開発プラットフォームから本番環境へ移行する際に開発者がしばしば直面する問題に対処する」(レッドハット)とする。

 CodeReady Workspacesは、ソースコードの場所、ランタイムとツールの設定、プロジェクトに必要なコマンドを含んだテンプレート「ファクトリー」を持っており、これを使って開発チームは同一の開発環境を数分で共有できるようになっている。そのほか、チーム開発やDevOps向けの機能として、ユーザーごとにWorkspaceへのアクセスやリソース提供を制限する機能、セキュリティ要件を満たさないラップトップやモバイルデバイスからソースコードを隔離する機能を備え、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)またはAzure AD(Active Directory)の認証を使ったシングルサインオン、既存のパブリックまたはプライベートレポジトリとの統合が可能になっている。

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