EOS Rが人気のキヤノン
残るはキヤノンのEOS R。先日、下位モデルのEOS RPが発表されたが、今回は間に合わなかったのでEOS Rの方を。とある都内の公園で木の枝に猫の実がなっていたのを発見。いや、もちろん実じゃなくて猫そのものなんだけど、細い枝にすっと座ったその長毛種の貫禄がたまらなかったので、枝全体がわかるアングルで下から狙ったのがこちら。
本体と同時に発売された24-105mm F4のレンズがなかなか使いやすくて写りもいいのである。もうひとつ、EOS Rで感心したのは「暗所でのオートフォーカス」。夜の住宅街を歩いていたら、猫の声がしたのである。目を凝らしてみると、どうやら向かい合った2匹の猫がにらみ合ってるのだ。左の猫の耳が後ろの畳まれてるのでこっちが喧嘩売ってる(というのは物騒か)ようである。
この暗さでISO感度は12800で、すっとピントがあってさっと撮れるのに感心したのだ。
ボディー内の手ブレ補正はもたないが、手ブレ補正付のレンズを使う分には問題ない。
このあとは35mmフルサイズセンサー界に初参入となるパナソニックのLUMIX S1/S1Rも控えている。もちろんミラーレス一眼は35mmフルサイズだけじゃなく、APS-Cサイズやマイクロフォーサーズも控えてるわけで、賑やかなCP+になりそうで何よりであります。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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