フルサイズミラーレスの先駆者
ソニーのニューモデルに期待!
冒頭写真がZだったのでニコンの話から始めちゃったけど、ニコンとキヤノンが参入する前は、ソニーのαシリーズがフルサイズミラーレス一眼市場で孤軍奮闘していた。というかフルサイズミラーレス一眼市場は事実上ソニーのαしかなかったわけで(厳密にいえばライカも出していたけど、約100万円するし)、α7の話を忘れてはいけない。
ソニーは他社に先駆けて2013年に35mmフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼を発売したこのジャンルの先駆者。
2018年初頭に3代目のα7IIIを投入。先駆者のメリットでレンズもそれなりに揃っているし、ユーザー数も多い。観光地などへ行くとα7を持つ人が如実に増えている。α7は初代からずっとデザインを大きく変えないでいたおかげで、一目で「あ、あの人α7使ってる」とわかる。大事なことである。
α7IIIの1枚目はうちのキジトラ猫「かふか」。かふかは段ボールが超好きで、宅配便が届くたびに、その空き箱に入る。箱が小さかろうが大きかろうがとりあえず入るのである。そんな1枚。
85mm F1.8の単焦点レンズを使い、目にピントを合わせて撮影。こういう距離感で前後を大きくぼかした写真を撮りたいときは35mmフルサイズの大きなセンサーはありがたい。
もう1枚α7 IIIで。自動販売機の上で猫が2匹くつろいでいたのである。ちょっと高い位置なので、背面モニターを手前に倒して下から見えるようにし、腕を上に伸ばして猫を撮ろうとしたら、チャトラのハチワレの方がびっくりしちゃって、木に登って待避しようとしているの図。後ろの木に登りかけてる猫にピントを合わせて撮影。
α7 IIIは比較的低価格で買いやすく、コンパクトで、なかなかのヒットとなっている。α7 IIIの上位機種がα7R III。Rが付いたモデルは画素数が多い高画質モデルで、α7の場合はα7Rの方がファインダーや背面モニタも高精細で全体のレベルが高くなっている。だから写真好きにはα7R IIIの方が人気だ。こちらは2017年11月と一足早い発売。
可動式背面モニタには上下に動く「チルト式」と、いったん開いて回転させる「バリアングル式」があるが、ニコンとソニーはチルト式。個人的にはチルト式の方が好み。ワンアクションでさっとモニタを開いてローアングルでの撮影ができるから。
こういう写真をさっと撮れるのである。とあるお寺のとあるお堂の上に猫がいたのだが、目があうとトンと飛び降り、濡れ縁の下に入ったのである。とっさにしゃがんで中を見ると、普段覗き込んだりはしない縁の下を歩く猫の後ろ姿がなかなか魅力的で、思わずシャッターを押したのがこちら。
もう1枚は別のお堂の濡れ縁で日向ぼっこをしていた猫。近づいても逃げないので正面からアップで捉えさせてもらった。といっても、わたしはお堂の外にいたので、立った位置でファインダーを覗いてちょうど猫の顔がいい感じに捉えられたのである。
35mmフルサイズセンサーで猫にぐぐっと寄って撮ると、その瞳にピンポイントでピントを合わせるのが難しい。ちょっと油断すると鼻先にピントがきたりしちゃう。
ソニーは今年春のアップデートで「瞳AF」の動物対応がなされるという。対象はα7III、α7R III、α9の3モデル。アップデートがきたらぜひこの連載でも挑戦したいので乞うご期待である。

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