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ドスパラでPCパーツを選定し挑戦、成功すれば浅井企画ゲーム部に贈呈

完全なる初心者ANZEN漫才みやぞんがPC自作に挑戦、ドライバー1本で自作はできる!

2018年09月28日 07時00分更新

文● 八尋/ASCII

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改造バカこと高橋 敏也氏の指導のもと、みやぞんさんがパソコンの自作にチャレンジ。進行役兼アシスタントとしてタレントの橋本 真帆さんも参戦

 自作PCは、パソコンに詳しい人がやるものと思っている人が多いのではないだろうか。では、パソコンの知識がほとんどない人が自作に挑戦するとどうなるのか。そんな企画に挑戦したのが、2018年の「24時間テレビ」でのトライアスロンの挑戦が記憶に新しいANZEN漫才のみやぞんさん。

 今回の企画は、浅井企画が立ち上げた「浅井企画ゲーム部」(関連記事)にみやぞんさんがゲームが快適に動くパソコンを持ち帰りたいという思いから始まった。そういうことなら! と手を差し伸べたのが、浅井企画ゲーム部を支援しているPCメーカーのサードウェーブ。みやぞんさんがパソコンの自作に挑戦して成功したらという条件付きだが、その組みあがったパソコンをプレゼントするというのだ。

ドスパラ店舗でパーツ選び!

ドスパラ秋葉原本店でパーツを決定

 企画当日、みやぞんさんと浅井企画ゲーム部員である橋本 真帆さんがドスパラ秋葉原本店に来店し、パーツ選びを開始。アドバイザーとして改造バカの高橋 敏也氏が登場した。

パーツがたくさんある店内でやる気十分の3人

 まずは店舗の各コーナーを巡りながら、高橋氏がみやぞんさんと橋本さんに1つ1つパーツの名前と役割を説明しつつ選定していった。高橋氏が「パソコンの自作は、実はとても簡単で、極端にいえばプラスドライバーさえ使えればだれでもできます」と説明すると、みやぞんさんは「そうなんですか? はんだ付けとか必要なのかと……」と驚いた様子だった。

マザーボードについて解説しながら、パーツを決定

ビデオカードはGeForce GTX 1060をチョイス

 今回、選定したパーツは以下のとおり。e-Sports初心者ということで、GeForce GTX 1060をチョイス。その分、キーボードやマウス、ディスプレーも合わせて19万4667円とリーズナブルな価格に収まっている。なお、ドスパラではPC保険も用意しており、組み立て時にパーツが故障しても無償で修理・交換が可能になる。もし、ドスパラでパーツを買って自作する場合は、PC保険に入っておけば安心だ。

店長の黒川さんからPC保険について説明があった

今回選んだパーツ一式がコチラ

パーツ一覧
スペック 製品名 価格
CPU Core i5-8600 INTEL Core i5 8600 BOX(1151/3.10GHz/9M/C6/T6) 2万4980円
マザーボード ASUS PRIME Z370-A ASUS PRIME Z370-A (Z370 1151 ATX DDR4) 2万1992円
ビデオカード GeForce GTX 1060(6GB GDDR5) Palit NE51060S15J9-1060J?(GTX1060 6G GDR5 SJS) 3万6480円
メモリー 8GB(4GB×2) ADT AD4U2666J4G19-D (DDR4 PC4-21300 4G×2) 9480円
ストレージ 256GB SSD Palit UVS-SSD256 (SATA3 256GB TLC) 5981円
電源 ERX650AWT-DP (650W) ENERMAX ERX650AWT-DP (ATX 650W 80+G P) 1万1480円
CPUクーラー GAMMAXX 300 DEEPCOOL GAMMAXX300(775~1366/AM2~AM3 FM1) 2390円
ケース ECA3290B ENERMAX ECA3290B-B(Coenus ATX 黒 電源なし USB3.0) 5400円
キーボード ZOWIE CELERITAS II BenQ ZOWIE CELERITAS II(有線 光学 日本語108キー) 1万9801円
マウス ZOWIE EC2-A BenQ ZOWIE EC2-A (有線 ゲーミングマウス 小) 8381円
ディスプレー VG258Q ASUS VG258Q(24.5"W 1D1H1DP 1ms TN 144Hz) 3万1320円
合計金額 19万4667円

いざパソコンの自作に挑戦!

さっそく自作にとりかかる

 パーツがすべて決まり、場所を移動してさっそく自作を始めた。まずは電源ユニットをPCケースに取り付ける作業からスタート。ドライバーを握るのも久しぶりというみやぞんさんが緊張しながらPCケースのネジを外していく。高橋氏は両手を怪我しており、ほとんど手伝うことはなくほぼ助言のみで作業は進められたが、みやぞんさんは初心者のためのぎこちなさはあるものの、器用に組み立てていくのが印象的だった。

ケースのネジを外すみやぞんさん。表情はとても真剣

 電源ユニットを取り付け終わると、次はマザーボードの作業に。高橋氏の「人間で例えると、CPUは脳で、マザーボードは心臓。とても大切なパーツです」という説明があり、ソケットを外してCPUを置くときはさすがのみやぞんさんも緊張した面持ちだった。

マザーボードを丁寧に取り出すみやぞんさん。今回はマザーボードの空き箱の上で作業を行なった

CPUをわたされたみやぞんさん

少し緊張した面持ちでCPUを置く

 CPUとCPUクーラーの取り付けが無事終わり、続いてはメモリー。メモリーは、慣れてきたのか高橋氏が差す場所と方向を説明するとすぐに作業完了。メモリーを差し終えて、マザーボードの取り付け作業に。高橋氏が「マザーボードなどパーツには説明書やマニュアルが入っているので、これをしっかり確認しながら自作すれば、ほとんど失敗しません」というアドバイスをもとに、みやぞんさんもしっかり説明書を確認しながら作業を実施していた。

説明書の大切さをみやぞんさんに伝える高橋氏

CPUクーラーも取り付け完了

メモリーを取り付ける

マザーボードに続々とパーツが差さっていく

 マザーボードの取り付けが終わったら、SSDをPCケースに取り付ける作業に。みやぞんさんはPCケースの中をみて「これ、わかっちゃいましたよ。ここに取り付けるんですよね」とベイを指さす。高橋氏にもこれには驚いており「正解です」とうれしそうだった。

マザーボードのポート部分をみながら、「ここにこのプレートを付けるんですね」と理解がすごく早いみやぞんさん

SSDの取り付けへ

SSDの形状をみて「ここですね!」とベイを言い当てたみやぞんさんに高橋氏も驚いていた

SSDもすぐに取り付け完了

 SSDの取り付けまで終わり、自作パソコンでも面倒な部類にはいるケーブル類の接続作業に。今回選んだ自作パソコンでは、HDD LED+など一番面倒な部分をあらかじめ接続して、まとめてマザーボードに差すことができるパーツが入っており、さすがに高橋氏の助言と説明書をみながらとなったが、なんとか接続したみやぞんさん。

難しいケーブルにはさすがのみやぞんさんも困惑

高橋氏と説明書をチェック

やっかいな部分をまとめて差すことができるパーツ

高橋氏のサポートのもと接続完了

SSDにもケーブルを接続

みやぞんさんは電源ユニットの端子を差すマザーボードの位置も言い当てていた

 最後に、ゲーミングパソコンのメインともいえるビデオカードの取り付けに。ここでもみやぞんさんは「形からしてここに差す気がします!」と抜群の勘を発揮する。その言葉どおり、ビデオカードを難なく取り付け、残りのケーブル類も装着がおわってほとんどの作業は完了した。

いよいよビデオカードの番

慎重に接続。橋本さんもケースをおさえてサポートする

完成! あとは電源が付くことを祈るばかり

みやぞんさんの勘のよさで高橋氏が逆ドッキリ!?

最近は光学式ドライブを内蔵していないマシンも多い。OSをインストールしたりする際になにかと使えるので、外付けDVDドライブを1台購入しておくと便利だ

 最後に、電源を入れてWindowsが起動すれば成功! というところで高橋氏がみやぞんさんにドッキリを仕掛けていた。それは、主電源を教えずに電源ボタンを押して起動せず、みやぞんさんが焦るという内容だった。しかし、これまでの作業で勘がさえわたっていたみやぞんさんは、高橋さんに「このスイッチって、オンにしなくていいんですか?」と質問。主電源についてわざと説明していなかったにも関わらず言い当てられた高橋氏は「何? これ俺へのドッキリになってるじゃないか!」とタジタジに。改めて、みやぞんさんの勘のよさに感心していた。

電源ボタンを押す前に主電源に気付いたみやぞんさん。高橋氏もこれには驚きを隠せなかった

 高橋氏の仕掛けたドッキリは失敗におわり、いざ電源ボタンをおしてみると、見事にOSが起動してデスクトップ画面に。企画は大成功で終了した。

ドッキリは失敗したが、電源は起動

OSもちゃんと動いた

大成功!

最後にみやぞんさんがサインを記入

 みやぞんさんは企画を終えて「これから、僕はパソコンを作れるって言います。言っていいんですよね?」と高橋氏に確認すると、高橋氏は「大丈夫です」と返した。また、電源が付いた瞬間は「正直つかないかもと不安があったので、ついたときはとてもうれしかったです。これでつくんだっていう驚きがありました」とコメントした。自作については「高橋先生がクイズ形式でこれはどこにささるか問われたんですが、形をみてある程度答えられたので、よかったです」と述べた。

 また、橋本さんは今後の活動について「最近はPUBGモバイルをプレーしていて、こうみえて結構ドン勝もするんです。これからはPC版もプレーしていきたいですね。私は浅井企画ゲーム部では初心者の部類に入るので、これから始める人に色々発進していければと思っています。今はぷよぷよを練習していて、大会に出られるように頑張っています」とコメントした。

 また、高橋氏はみやぞんさんの勘のするどさについて聞くと「まさにさっきみやぞんさんに勘がするどいって話をしたところなんです。事前の説明もないのにポートの形をみてどこに差せばいいかを予想して、それがあっているというのはスゴイと思います。あとは、わかってしまえば一人で自作できますよ。野生の勘ですかね」とコメントした。

 高橋氏の指導のもとではあったが、ほぼ自力でパソコンを自作したみやぞんさん。もし、興味があれば、みやぞんさんのように、ドスパラでパーツを購入して自作に挑戦してみてはいかがだろうか。また、今後ますます盛り上がっていくであろうe-Sportsが気になっている人は、浅井企画ゲーム部の放送をチェックしてみてはいかがだろうか。

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