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iPhoneにXperiaにGalaxy! レースクイーン撮影会でカメラを検証した

2018年09月04日 12時00分更新

文● 林 佑樹 編集●ASCII編集部

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アウトカメラもインカメラも広角
ソニーモバイル「Xperia XZ2/XZ2 Compact」

 プレミアムおまかせオートのほか、自社製のメモリー積層型イメージセンサーを採用し、RGBC-IRセンサーによる正確な光源取得といった部分がアピールされているが、他の機種と比べると総じて結果はよくなかった。厳密には今回のシチュエーションでは、アンダー気味になりやすく、露出補正をしておけば問題はないが、描写についても良好なだけに残念だ。

 また、アウトカメラとインカメラともに広角であり、とくにアウトカメラで人物を撮影する場合は、設定から歪み補正を優先しておきたいほど露骨に歪みが分かる。イメージセンサー自体は良好な性能を見せているので、白が多く場所や人物を撮影する場合は、露出補正をするか、あとから補正する前提がいいだろう。

セルフィー機能が充実!
ASUS「ZenFone 5」

 ダブルレンズ仕様で、標準レンズと広角レンズを備える。標準レンズは12MPでソニー製IMX363の採用を強くアピールしている。ZenFone 4からカメラに注力しており、オートだけでなく、マニュアルモードもこだわりが見える。

 今回のスタジオにおいては、もっともそれっぽい色合いになっており、状況問わずスムーズに撮影ができそうである。インカメラについては、デフォルトで美肌機能がオンであり、顔検出時にはごりっと露出を上げる傾向が強い。一方で、人以外となると色合いが味気ない感じになりがち。この点はマニュアルモードを使用するか、設定から彩度を少し上げるなどして対応するといいだろう。

【オマケ】ミラーレスで撮影してみた

 オマケとして、別途持ち込んでいたα7RⅢでの撮影データを掲載しておく。レンズはSEL70200GM。また今回はモノブロを使用できるブースがあったほか、Godox AD200も使用している。

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