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アスキー・ジャンク部リターンズ第237回

玉子とチーズの相性がよい:

親子丼×チーズ!? なか卯「4種チーズの親子丼」結構アリだった

2018年07月30日 17時00分更新

文● モーダル小嶋/ASCII

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「4種チーズの親子丼」
なか卯
8月2日発売
590円(並)
https://www.nakau.co.jp/jp/news/387

24年目の親子丼革命

 なか卯の親子丼は1994年に発売され、2019年には25周年を迎える人気メニュー。丼ぶりの中でも売上はトップだという(「和風牛丼」よりも上ということになる!)。2017年に鶏肉を25%増量した以外、24年間、特製の割り下を含め、作り方を変えていないとのこと。

 そのこだわりの親子丼を進化させるべく、さらなるおいしさに追求に挑戦したのが「4種チーズの親子丼」。24年もの間、親子丼の派生商品は出していなかったのに、いきなりチーズをのせてしまうあたりはかなりチャレンジ精神があると思う。

 しかし、なか卯としては大まじめ。新しい親子丼を作ろうという構想は4年前(つまり親子丼を発売してから20年目)からあったという。難航の末に生まれたメニューなのだ。価格は並が590円、大盛が650円、特盛が750円、ミニが450円。ちなみに通常の親子丼(並)は490円。

 発売は8月2日からだが、先がけて開催された試食会で、さっそく実食してきた。

見た目としては……なんだろう。親子丼に玉子を入れすぎたようにも見える。中央の緑色はパセリ

 4種チーズの親子丼の特徴は、その名の通り、ブレンドされたチーズ。割り下の風味は崩さぬままに、日本人好みの味になるようゴーダチーズ、レッドチェダーチーズ、モッツァレラチーズ、パルメザンチーズを使用している。このブレンドに苦心したそうで、おなじゼンショーホールディングスのすき家の「とろ〜り3種のチーズ牛丼」などとは配分がかなり異なるらしい。

ペッパーガーリックは別添えで提供される
小袋に入っているペッパーガーリック

 チーズと玉子のとろける食感がウリで、やわらかい鶏肉によく絡むとのこと、また、ペッパーガーリックが付属しており、ピリッとした味わいがアクセントになるとか。

 とはいえ、牛丼やカレーにチーズをトッピングするのはよくあるけれど、親子丼にチーズはちょっと聞いたことがない。ダシが効いた和風のメニューだけに、チーズとの相性がよいのか、すこし不安になる。はたして?

チーズと玉子の色が同じなのでなかなか見た目としてはわかりにくいが……
こうやると、チーズの存在がわかる。めっちゃくちゃとろ〜り

 食べてみると、思った以上に親子丼だ。「なんだその表現は」と叱られるかもしれないけれど、要するに、予想よりもチーズが親子丼の風味を邪魔していないのである。割り下の味をしっかり残したまま、チーズのコク、食感が純粋にプラスされた感じ。

 玉子とチーズの相性がよいので、やや味が濃い目に感じられるとはいえ、しつこすぎる、重すぎるというほどではない。考えてみれば、玉子とチーズ、鶏肉とチーズという組み合わせは鉄板であり、悪くなる要素はない。その上で、割り下の味を消していないのがえらい。このバランスを取るには、おそらく相当に苦労しただろう。

 クリーミーなテイストになった親子丼は、ちょっとジャンクな雰囲気もありつつ、食べごたえも良好。とろとろの食感はなかなか得がたいもので、おもしろい。トッピングとしてはかなり“アリ”だ。さすがにチーズが多めな分、どっしりとした味わいなので、さっぱりと食べたい人には向かないが、そういうときは他のメニューを楽しめばよいということなのかも。

ペッパーガーリックの香りは強め。苦手な人は入れすぎないほうが吉

 ちなみに別添えのペッパーガーリックは、味・香りともに結構インパクトがあるので、苦手な人は入れすぎないほうがよいと思う。欲をいえば、もう少しペッパーの味が強ければ、さらにアクセントとして際立ったかもしれない。

 親子丼×チーズとはかなり意表をつく組み合わせに思えるが、なか卯の親子丼本来の味わいを消さずに、チーズの食べごたえをプラスしているあたり、なかなかの力作だと感じる。騙されたと思って食べてみてほしい。好きになる人、意外と多そうな予感がするぞ。


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