今回は「NF1(NGSFF)SSDってなに? これってM.3じゃなかったの?」というお題。うん、どうなってるんでしょうね? ということで、こちらを解説したい。
Samsungが提唱するSSDの新規格
NGSFF
NGSFF(Next Generation Small Form Factor) SSDとは、SamsungがJEDECに対して提案しているSSDのフォームファクターの仮称である。
厳密に言えば、SSDのフォームファクターそのものはJEDEC以外にもSATA-IO(ATA/Serial ATAなどの規格を統括している業界標準団体)やPCI-SIG(PCIやPCI Expressなどの規格を統括している業界標準団体)も関係してくるため、JEDECだけで話が済むわけではない。
しかし、JEDECは規格策定の際に当然SATA-IOやPCI-SIG、さらにはSNIA(Storage Networking Industry Association:ストレージ関連を統括している業界標準団体)などと協力しあいながら標準化を進めることになる。
今回は表向きの窓口がJEDECというだけで、最終的に規格が策定された暁には、JEDECをはじめSATA-IOやPCI-SIG、SNIAなどからNGSFFに関する標準化規格がそれぞれ出されることになるだろう。このあたりはそれ以前のM.2やU.2も同じである。
まずNGSFFという名称について。なにしろまだ仕様策定中の段階なので、正式な名称というものは存在しない。Samsungが提案したNGSFFというのは、あくまでコード名である。ただ2017年にSamsungはこのNGSFFの名前を“M.3(仮称)”として説明していた。
これもあって2017年~今年前半はM.3という用語が使われていた。ところが今年7月、SamsungはNF1という名称を新たに披露し、M.3という言葉は消えうせてしまった。もともとM.3という用語の言いだしっぺがSamsungだったことを考えると、この先M.3という言葉は一般的でなくなり、代わりにNF1という名称が普及していくのではないかと思われる。
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