PCとのファイル共有も可能
地図やSNSも割り切れば使用できる
PCに保存している動画や写真ファイルはドラッグ&ドロップで簡単にコピーや移動が可能。新バナナフォンの設定でUSB接続を「オン」にしてUSBケーブルでPCと接続すれば、PCから新バナナフォンはメディアプレーヤーとして認識され、内蔵本体メモリーもmicroSDカードも個体認識できる。
Googleマップも普段のスマホと比べると、キビキビ感はほとんどなし。カレンダー機能は、ビューとチェックに重点を置くならそれほど遜色はないだろう。
月/週/日で切り替えて見られ、メールと同じく日本語入力を考えないなら筆者的には十分だ。
最後にFacebookだが、これもコメント入力を忘れてビューイングと「いいね!」ボタンだけと割り切れば快適だ。
ロワーマーケットに目を向けさせる
ユニークな1台
Nokia 8110 4Gは、人間工学を踏まえてデザインされたジョークのようなバナナフォンだ。上しか目指していないかのような昨今のスマホワールドに別の視点のヒントをくれるモデルであり、ロワーマーケットの拡大というメーカーの目と、ユーザーの別の視点がミートすれば爆発するかもしれない
筆者も含め、アプリで一般的なAndroidスマホと同じことができると、どうしてもパフォーマンスが気になり、そこに目が行ってしまう。そして、本来のちょっと便利で安い“なんちゃってスマホ”的なフィーチャーフォンの価値や意味を見失ってしまうきらいがある。
本質的には、コストパフォーマンスをギリギリまで追い詰め、Googleワールドのアプリ資産やサービスの一部を活用できることで、高級市場にフォーカスし出したAndroidスマホのカバーしきれないロワーセグメントにリーチしようとしているプロダクトだ。
相対的にリッチな環境にいる日本のユーザーから見ると、多くの部分で出っ張りへっこみが気になる商品でもある。
しかし、すべての人がまったく同じアプリを使っているわけではないので、割り切って考えれば“なんちゃってAndroidスマホ”の入り込む隙はまだまだありそうだ。
レジェンド感のあるユニークなデザイン性とミニマルなハードウェア、GoogleメールやFacebookがスマホと同じように利用できる環境なら、新しモノ好きの筆者なら十分使えそうな気がしてきている。
しばらく海外では、HUAWEI P20 ProとNokia 8110 4Gというコンビネーションで使ってみようと思っている。国内メーカーがこの市場に参入するなら、アプリは“+メッセージ”オンリーなんてのもアリかもしれない。
今回の衝動買い
アイテム:Nokia 8110 4G
価格:79ユーロ(約1万円)で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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