通信はデュアルSIM仕様
Google Assistantも利用可能
筆者の購入した新バナナフォンは、MENA(中東・北アフリカ)対象モデルなので2Gや3GなどのSIMも前提にしたデュアルSIM機能をサポートしている。
内蔵バッテリーの上位置にあるSIM1がmicroSIMで、microSDカード(32GBまで)と上下二段構造となる。そしてSIM2がnanoSIMのみ対応という構造だ。
筆者の新バナナフォンはT-mobileのnanoSIM(4G)をmicroSIMアダプターでサイズアップしてSIM1スロットに挿入。ホノルル滞在中ずっと使用していた。
昨今のガラケーやフィーチャフォンの設定はやったことがないので何とも言えないが、新バナナフォンの設定は一般的なスマートフォンとよく似ている。
基本的にまずWi-Fi接続でインターネットにつなぎ、Googleのアカウントを使用しておおむねの設定を終える。
今回の新バナナフォンもGoogleの音声アシスタント機能である「Google Assistant」を搭載。Googleサービス(検索、Google Map)、SNS(Facebook、Twitter)、メール同期機能(Gmail、Outlook)に対応している。
米国でのT-mobileでは国内のような面倒なAPN設定はほとんど何もないが、AndroidスマホではおなじみのAPN設定画面(APN Editor)もメニューには用意されている。
アドレス帳などはGoogleからインポート可能
すべての設定を終えて再起動すると、懐かしいガラケーのような起動画面が表示される。メインの操作(メニュー表示)は、フラップを開いた時に中央に表われる角丸正方形のスクロールキーを押すことでスタートする。
メニュー初期値画面では全部で3スクロール分、合計23個のアイコンが配列されており、この中に前述したサービスアイコンが配置されている。標準アプリの様子を順次紹介しよう。
電話帳やアドレスブックの肝である「コンタクトリスト」はGoogleから現在使っているものを簡単に引っ張ってくることができる。
そしてアプリストアにあたる「Store」はGames、Utilities、Socialのジャンル分けがされていて、まだ数は少ないがいくつかのアプリが登録されている。筆者は早速、Gameアプリをダウンロードして遊んでみた。
思ったほど悪くはなかったカメラ機能
懸案の200万画素カメラによる撮影だが、3レンズカメラの最新ハイエンド機種とは比べるまでもないが、スナップショットとしてはそれほど問題とも思えない結果だった。
マニアではなく、そろそろ一般層でもスマホとタブレットの複数台持ち時代の到来を感じてしまった。
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