手書きメモをデータとして保存できる
オリジナルスマホアプリを用意
前回同様、最初に行なうユーザーの作業は専用アプリのダウンロードと導入だ。
アプリを起動してユーザーアカウントを登録すれば、基本的にはアプリ側の設定は終了。後はRocketbookに付属のフリクションボールで自由に筆記して、スマホ上のアプリでRocketbookの筆記面を撮影するだけだ。
撮影したメモをどこのクラウドにアップロードするかはユーザーのアプリ内設定で決められる。
従来の大判ノート(Rocketbook Wave)やアプリ機能でプリンターで出力できるA4サイズのメモなどでは、撮影後のデジタルデーターの行先クラウドはメモ上でペンでチェックするだけで実行できた。
しかし、今回の小型サイズのRocketbook Everlast Miniでは、筆記スペースの関係か、送り先のクラウドサービスをアプリ内でユーザーにタップ選択させる方式を採用している。
今回も実際に筆記して、筆者のDropbox上に作った「ROCKETBOOK」というフォルダーにアップしてみたが、操作のためのユーザーインターフェースは当然ながら、極めてクイックなターゲット(筆記アナログデータ)の確認と、筆記エリアの捕捉、指定したクラウドへの送信処理は見事だった。
書いたものはウェットディッシュなどで消すこともできる
消去に関しては、部分消去や前面消去などにより、フリクションボール付属の消しゴム、専用消しゴム、専用布、ウエットティッシュやおしぼりなどの幅広い選択が可能だ
前回のRocketbook Waveでかなり問題だった消去も、今回は極めてスムースだ。基本的に筆記具はフリクションボールを使用しているので、本来なら特別に消す新しい道具は不要。
ペン後端に付属する摩擦熱を発する小さな消しゴムやフリクションボール専用消しゴムでも用は足る。
しかし今回のRocketbook Everlast Miniではより効率よく全面を消し去るために、付属の専用布に水分を含ませて筆記跡を拭き取る方式を採用。従来よりも圧倒的な消去方法を提案している。
そして、運悪く手元に専用布がなくても、ウェットティッシュや喫茶店のペーパーおしぼりでも同様の効果は期待できる。

この連載の記事
-
第854回
トピックス
それでも現金を持たざるを得ない現況で、ジッパー付きセキュリティポーチ靴下を衝動買い -
第853回
トピックス
3COINSのクリアワイヤレスキーボードが1000円に値下がりしたのでまた衝動買い -
第852回
トピックス
価格は優秀、剃りは凡庸 USB充電可なシャオミ製電動シェーバーを衝動買い -
第851回
トピックス
出張も旅行もこれ一台! 「クリップ型USB Type-C充電器+タップ」を衝動買い -
第850回
トピックス
年初にAndroid搭載のカラーE Ink端末「Bigme B751c」を衝動買いして9ヵ月使ってみた -
第849回
トピックス
理論派が作った“変態ピック”を半世紀ベーシストが衝動買い -
第848回
トピックス
“ケーブル紛失ゼロ”の未来系SSDケースを衝動買い -
第847回
トピックス
北欧製の密閉縦型製氷皿“アイスブレーカー”を衝動買い -
第846回
トピックス
今も愛用のThink手帳に迫るブギーボード「BB-21」を衝動買い -
第845回
トピックス
レガシーなタフスマホ「TORQUE G04」を5980円で衝動買い -
第844回
トピックス
EVERINGを衝動買い更新! NEON BUZZで“指先決済”を3年延長 - この連載の一覧へ











