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COMPUTEX TAIPEI 2018レポート 第12回

電源ケーブルも光る時代! Lian Liの「Strimer」がCOMPUTEXに展示中

2018年06月06日 01時30分更新

文● ジサトラショータ

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 6月5日に開幕した「COMPUTEX TAIPEI 2018」のLian Liブースでは、前日に先行公開され話題となった電源延長ケーブル「Strimer」の実物を見ることができた。発売時期や価格などは未定だが、ライトアップ系パーツが盛り上がる自作PC市場に一石を投じるアクセサリーとなりそうだ。

アドレサブルLED搭載の電源延長ケーブル「Strimer」

Lian Liブースの表に単独で展示されていたStrimer

24ピンとGPU補助電源8ピンのケーブルが確認できる

アドレサブルLEDに対応しており、対応マザーならPC上のソフトウェアから制御が可能とのこと

こちらはGPU補助ピンのケーブル

 Strimerは、通常のATX電源ケーブルの先端に装着して使用する延長ケーブル。RGB LEDはアドレサブル対応となっており、アドレサブル用の3ピンコネクターを備えるマザーボードであれば、ソフトウェアを使っての制御が可能になるという。ちなみに3ピンコネクターがない場合でも、内蔵するコントローラーにより、数種類の発光パターンを適用可能だ。製品開発にあたっては、ドイツの著名オーバークロッカーでPCパーツの監修も手掛ける「der8auer」氏の協力を得ているとのこと。

ブース内の自作PCにもケーブルが使用されており、実際の使用感を見られる

Trident Z RGBとあわせて光る様子はなかなかに見栄えがいい

CPU補助ピンのケーブルのみ通常のままだが、発売となった暁には用意してもらいたいところ

ブース内のいくつかのPCにケーブルが使用されていた

 ブースで実際に確認したところ、24ピンの延長ケーブル、およびGPU補助電源8ピンの延長ケーブルが展示されており、現状はCPU補助電源の8ピンは用意されていなかった。G.SkillのRGB LED搭載メモリー「Trident Z RGB」などとあわせて発光する様子はなかなかに見栄えがよく、ライトアップPCを組むなら用意する価値アリだろう。RGB LED要素を除けば単なる電源延長ケーブルなので、特に使用する電源ユニットも選ばないと思われる。

引き出しすぎると光っていない部分が見えてしまう可能性も

 ちなみに、どちらのケーブルも長さは十分あるように見えたが、あまり長く引き出しすぎると延長元のケーブルが見える可能性はある。普通のPCケースはともかく、MOD PC制作に活用するならこのあたりが懸念材料になりそうだ。いずれにせよ、発売のアナウンスが楽しみである。

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