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Gmailを完璧に使い倒す(秘)テクニック 第51回

Gmail連携のタスク管理アプリ「Google ToDo リスト」が便利

2018年06月04日 10時00分更新

文● 島徹 編集●南田ゴウ

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Gmailをメインの登録先や連絡手段として使っているユーザーは多いかと思いますが、ちょっと設定を加えるだけでさらに便利になります。ライターの島徹さんが日常生活でも役立つGmailのTipsをご紹介。

Gmail連携のタスク管理アプリ
「Google ToDo リスト」が便利

 新しいGmailは4月末にリリースされましたが、実はそれとほぼ同時にスマホ向けのタスク、ToDoの管理アプリ「Google ToDo リスト」もリリースされています。

 これまで、GoogleのToDo機能はGmailの一部として提供されていました。ですが、スマートフォン向けの対応はWeb版のみ提供など、あまりサービスが改善されないことから、利用を敬遠していた方もいたのではないでしょうか。

 ですが、今回はiPhone、Android向けに「Google ToDo アプリ」が公開されたほか、前回の連載記事で紹介したようにPCブラウザー向けの新しいGmailでも、右側のサブメニューへToDoをかんたんに追加できるようになるなど、大幅なサービスの強化が実施されました。

4月末より、待望のGoogle製タスク管理アプリ「Google ToDo リスト」の提供が開始された

「Google ToDo リスト」
作者:Google 価格:無料
iOS版のダウンロード
Android版のダウンロード

 アプリの内容自体はシンプルなもので、タスクの追加と一覧、タスク完了後の処理のみとなります。タスク一覧は期限順と指定順を選ぶこともできます。

「Google ToDo リスト」の操作画面。タスクの入力と完了に絞ったシンプルなアプリだ

 Google ToDo リストの強化面はどちらかというと、PCブラウザー向けGmailやGoogleカレンダーとの連携にあるといったほうがいいでしょう。

 前回記事でご紹介したとおり、新しいGmailでは受信したメールを、右側のサブ画面に表示したToDoリストにドラッグ&ドロップするだけで、新規タスクとして登録できます。いちいち新しいタスクとして文字入力する必要はありません。

新しいGmailでは、メールをToDoリストへドラッグ&ドロップするだけで新規タスクに登録できる

 Googleカレンダーでも右上の「<」アイコンを押すと、右側のサブ画面にマイタスクと呼ばれるToDoリストが表示され、タスクを管理できます。また、カレンダーにもToDoリストの内容を表示できるので、カレンダー上でタスクとカレンダーの予定を一覧しやすくなっています。

右上の「<」アイコンを押すと、右側のサブ画面にマイタスクと呼ばれるToDoリストが表示され、タスクを管理できる

 これらの強化により、GoogleのToDoリストはかなり使い勝手が良くなったと言えます。ただし、2018年6月現在ではスマホ向けアプリのGmailやGoogleカレンダーは、まだToDoリストとの連携が進んでいません。今後の対応に期待したいところです。


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