このページの本文へ

5月22日9時半~基調講演をライブ配信

「de:code 2018」基調講演を彩る4人のMS女性幹部

2018年05月21日 10時00分更新

文● 羽野三千世/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 日本マイクロソフトの開発者向け年次イベント「de:code 2018」が、2018年5月22日~23日の2日間、東京都港区の「ザ・プリンスパークタワー東京」を会場に開催される。チケットはすでに完売しているが、5月22日午前9時30分~12時30分の基調講演は、イベントサイト上でライブ配信される予定だ。

 今年のde:code基調講演は、4人のマイクロソフト女性幹部が登壇する。

Visual Studioツール統括のJulia Liuson副社長

 米マイクロソフト デベロッパー部門副社長のJulia Liuson氏は、Visual Studio、Visual Studio Code、.NETなどの開発ツール事業を統括する。

「Connect() 2017」でVisual Studioツールの新機能を紹介するJulia Liuson氏

「Visual Studio 2017 Launch」イベントに登壇したJulia Liuson氏

 Visual Studioに関しては、「Microsoft Build 2018」(米国時間5月7日~9日開催)で、AIがプログラマに適切なコードをレコメンデーションする「Visual Studio IntelliCode」の発表や、ペアプログラミング機能「Visual Studio Live Share」のパブリックプレビュー提供開始のアナウンスがあった。de:code基調講演でのライブデモ披露に期待が高まる。

 そのほかにもBuild 2018では、Visual Studio App Center(iOS/Android/Windows/macOSアプリケーションのビルド、テスト、配布をするサービス)とGitHubとの統合や、CI/CDパイプラインツール「Visual Studio Team Services」のRuby、Python、Javaのサポート強化など、オープンソース、DevOps関連の機能拡張も発表されている。Liuson氏が日本市場の開発者に向けて何を語るのか、注目したい。

早口デモでお馴染みAzure担当Julia White副社長

 米マイクロソフト Azureマーケティング副社長 Julia White氏は、BuildやIgniteなどマイクロソフト開発者カンファレンスでは早口のライブデモでお馴染み。昨年5月の「Build 2017」キーノートでは「Azure Stack」、9月の「Ignite 2017」キーノートでは「Azure Cost Management」のデモを披露した。

「Build 2017」でAzure Stackのライブデモを行うJulia White氏

「Ignite 2017」では「Azure Cost Management」のデモを披露

 Build 2018に際してJulia White氏が投稿した公式ブログでは、「Azure Kubernetes Service(AKS)」(旧称Azure Container Service)の機能強化などコンテナー/サーバーレス関連、「Azure IoT Edge」でのパートナーシップや新IoTセキュリティ「Azure Sphere」、「Azure Cosmos DB」や「Azure Databricks」などデータ関連の機能強化、「Azure Stack」の新機能など、Azureのアップデートに幅広く言及している。de:code 2018でJulia White氏がAzureのどの面を切り取って紹介するのか、楽しみに待ちたい。

MR担当GMのLorraine Bardeen氏、新HoloLensアプリをアナウンスか

 Lorraine Bardeen氏は、米マイクロソフトでMixed Reality(MR)事業のゼネラルマネージャーを務める。Build 2018キーノートでは、新発表のMRビジネスアプリケーション「Microsoft Remote Assist」と「Microsoft Layout」を紹介した。

「Build 2018」キーノートに登壇したLorraine Bardeen氏

 Microsoft Remote Assistは、HoloLensを装着した作業者が遠隔にいる人から支援を受けるためのアプリ。ハンズフリーでビデオ通話や画像の共有をしたり、作業者が見ているものに矢印や注釈を付けたりといったことが可能だ。Microsoft Layoutは、HoloLens向けの空間設計アプリだ。3Dモデルをインポートして部屋のレイアウトを実寸で作成、編集。空間イメージを他社と共有しながらレイアウトを検討できる。2つのアプリは、5月22日に期間限定プレビューとして提供開始を予定しており、de:code 2018でそのアナウンスがある見込みだ。

「Build 2018」で「Microsoft Remote Assist」と「Microsoft Layout」を発表するBardeen氏

我らが伊藤かつら氏

 毎年de:codeのホスト役を務める日本マイクロソフト 執行役員 常務 デジタルトランスフォーメーション事業本部長の伊藤かつら氏。例年、赤いワンピースで登場してイベントの開幕を告げる。

「de:code 2014」の伊藤かつら氏

「de:code 2015」の伊藤かつら氏

「de:code 2016」の伊藤かつら氏

「de:code 2017」の伊藤かつら氏

 伊藤氏はキーノート冒頭でマイクロソフト全体のビジョンやテクノロジーの位置づけを語ることが多いが、今年はBuild 2018でサティア・ナディラCEOが言及した「倫理的なAI、AIの開発と活用において重視すべき6つ倫理的要件」や、2500万ドル規模を投資する新しいプロジェクト「AI for Accessibility」プログラム(AIを活用して障害を持つ人々を支援する活動)の日本展開などについて紹介があるかもしれない。

 ASCIIでは、今年もde:code 2018の基調講演と主要なテクニカルセッションをレポートする予定だ。お楽しみに。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    デジタル

    約3000人のハッカーが侵入できなかったpCloud すべてはユーザー自身のデータを守るため

  2. 2位

    ITトピック

    「原則出社」命じる企業とテレワーク社員の意識ギャップ/“推し活依存”自覚するZ世代が2割/シニアの利用が盛んな○○アプリ、ほか

  3. 3位

    sponsored

    高齢者をポットで見守る「みまもりほっとライン」 25年続く「サービスの温もり」とは?

  4. 4位

    sponsored

    専門家が分析するSCS評価制度・153項目 中小企業に最適な対策のアプローチは?

  5. 5位

    データセンター

    600km超離れたデータセンター間でシステム全体を「完全自動復旧」 日立・NTTドコビジらが実証に成功

  6. 6位

    ビジネス・開発

    フィジカルAIの突破口、「現場データ」を価値に変えるソリューション

  7. 7位

    TECH

    フロンティアAI対策を国内組織はどう捉えているか “内製化への意欲”と待ち望む“政府主導のガイドライン”

  8. 8位

    デジタル

    ヤマハ、SOHOルーター国内シェア22年連続1位 強さを支えるネットワーク戦略

  9. 9位

    ビジネス・開発

    首都高が「AIの高利用者」を1年で10倍に 非IT人材に刺さったGemini Notebookと“泥臭い”浸透策

  10. 10位

    ITトピック

    PC価格高騰で4割の企業が「調達を延期」/“謎のExcelマクロ”は業務継続リスク/日本のデジタル行政、利用率・満足度とも最低レベル、ほか

集計期間:
2026年08月27日~2026年09月02日
  • 角川アスキー総合研究所