意外と少ない30cm定規の素材バリエーション
2017年のいつ頃かは忘れてしまったが、真ちゅうの竹尺(30㎝定規)を衝動買いしてしまった。
定規の類を衝動的に買うのは今回が初めてではなく、今まで何十回とあった。基本的に過去、定規を仕事や作業の必要に迫られて買ったことはほとんど一度もなかった。
筆者にとって定規とは、実用物であると同時に、極めて楽しい趣味のコレクションの対象でもある。出先などのモバイル環境を前提に考えれば、カバンやペンケース、ジャケットの胸ポケットに簡単に収まる15~20cm前後の直線定規は極めて実用的かつコレクションしていても楽しいものだ。
小振りな定規は実用目的と収集目的で多くのファンがいるからか、定規に使われている素材もバリエーションが豊富だ。筆者がコレクションしているものだけでも、最もポピュラーなアクリル、オーソドックスな竹、それ以外にガラス、木、真ちゅう、カーボンファイバー、IC基板、チタンなど、なかなか多様だ。
一方、極めて実用的に自宅や学校、会社で多くの人に日々使われている標準的な30cm定規は、それほど多様な素材利用は見当たらない。
サイズが2倍以上あることによるコスト問題や重量、サイズゆえ、商品企画者が趣味の用品というより実用性に重点を置くからか、極めて一般的な竹、木、ステンレス、アクリル……と想定内の素材が多い。
趣味系ではサイズが大きいゆえの加工可能性を生かしたジョーク系のアイテムがいくつかあるが、いずれも価格帯的にはチープな部類に属するモノばかりだ。
そんな実用性とコスパに重心を置いた商品ばかりが目立つ30cm定規の世界に現われたのが今回ご紹介する「真ちゅうの竹尺」だ。
製造しているのは栃木県に本拠を置く「マルイテクノ」という測定器メーカーで、オリジナルデザインの長尺やスコヤー(直角定規)、ノギス、折り畳める15~30cm定規などいくつかの真ちゅう製の定規を「ICHIREI」ブランドで製造販売している。
この連載の記事
-
第802回
トピックス
チプカシなのになぜかデカい! チプカシ型目覚まし時計を衝動買い -
第801回
トピックス
離席時に便利な電子ペーパー版メッセージボードを衝動買い -
第800回
トピックス
「いつもあなたのことを思ってる!」をポケットに入れられる! 「ポケットハグ」を衝動買い -
第799回
トピックス
PCにもつながるメカキースイッチ採用のレトロな多機能電卓を衝動買い -
第798回
トピックス
白内障で片眼の手術後、高度近視の筆者が自動焦点アイウェアの「ViXion01」を衝動買い(続き) -
第797回
トピックス
白内障で片眼の手術後、高度近視の筆者が自動焦点アイウェアの「ViXion01」を衝動買い -
第796回
トピックス
集合住宅の玄関から自室までをスマホだけで解錠 指ロボット「+Style スイッチ」を衝動買い -
第795回
ウェアラブル
オレンジ色のバンジーコードに惹かれてカシオ「PRO TREK」を衝動買い スマホ連動で時刻合わせが簡単 -
第794回
トピックス
これで最後にしたい「小さな財布」を衝動買い! -
第793回
トピックス
挿抜アクションがカッコいい! モバイルバッテリー「BT-20 Wingman」を衝動買い -
第792回
トピックス
指先で時刻を知るEUTOUR「磁気ボール腕時計」を衝動買い - この連載の一覧へ