まずは寝ている猫を撮って慣れていく
マニュアルフォーカスなので慣れないうちは動かない猫からはじめるのがいい。動かない猫は寝てる猫である。
京都のお寺の片隅で寝てる猫を狙ってみた。
モノクロモードで撮るのも似合う。下の写真は自販機の上にちょこんと座ってたキジシロの猫。
自販機の色が派手でちょっと邪魔だったのでモノクロモードで撮影。猫だけが白いのでいい感じに際立ってくれた。
同じ猫をカラーで。自販機の青があまり目立たないところギリギリまで近寄って撮影。
こちらは背景の葉っぱがこのレンズ独特のいわゆる「ぐるぐるボケ」を見せてくれたので、その緑を生かしてみた。この猫、目元が可愛くていい。
そんな「Petzval」(ペッツバール)レンズをロモグラフィーは「New Petzval 58 Bokeh Control Art Lens」としている。「ボケをコントロールしてアートな写真を撮るためのレンズ」ってわけだ。
レンズにはボケをコントロールするためのリングがついているのである。これを回して「7」にするといわゆる「ぐるぐるボケ」を楽しめる。
逆に「1」にすると、ぐるぐるが少しおさまってほわっとした柔らかいボケになる。
その使い分けも面白い。
まあ、絞り値を変えるのに専用のプレートが必要だったり、当然ながらフォーカスはマニュアルのみなのでじっとしててくれない猫を撮るには向いてないのだが、だからこそ挑戦したくなるわけである。
レンズを換えて楽しんでこそデジタル一眼、ってことで、時には古い設計の個性的な写りをするレンズに手を出し、現代のレンズでは味わえない写りを目にし、レンズ沼にずぶずぶとハマっていくのもまたゴールデンウィークのよい過ごし方である。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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