猫は水が苦手、というけれども、確かに犬のように器用に泳ぐ猫って見たことないけど、水が嫌いなわけじゃない。水を飲むのは大好きだし。
というわけで京都猫シリーズ第3弾は池猫。
前回と同じ公園なのだけど、そこに立派な池があるのであった。
池の畔でカメラを構えてると、猫が次々とやってくる。
一番の目的は水。池の水を飲みに来るのである。
冒頭写真がそう。器用に首を突き出して池の水がかぶってる岩を舐めてる。猫の舌って細かな突起がいっぱいあってザラザラしてて(だから猫に舐められるとちょっとひりっとする)、水をすくうのに向いてるのだ。
続いて、チャシロの水飲みを。舌がちょうど出た瞬間を撮るために連写しております。高速連写できるカメラはこういうとき便利。
さてこの池、きれいに岩で囲んで形を整えてある。だから、どの岩から水を飲むかで水面までの高さが違う。
無理しなくても飲める岩を探せばいいのに、猫ときたら時にはギリギリの高さから首を突っ込んだりするのだ。
これ、ちょっと足を滑らせたら池に落ちそう。ぎゅっと踏ん張ってるんだろうなあ。
その様子を一緒に見てた猫ボランティアの方に「池に落ちたりしないんですか?」とたずねると「よく落ちてますよ(笑)。落ちたら慌てて這い上がってきます」だそうである。なあんだ、落ちるんじゃん。
水を飲むのも大変だ。いや、公園を見渡す限り、もっと安全に飲めそうな場所は他にもあるのだが、でもきっとこの水がきれいだとはお世辞にもいえない池の方が猫的にはよかったりするのだろう。
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