荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第555回

猫が集まってくる京都の公園で猫写真を撮りまくる

キジトラにシロキジにミケ　集まってくる猫たち

どこからともなくひょいと現われたキジトラ。姿勢を低くして回りをきょろきょろ警戒しながら足を運んでる様子がわかるかと思う（2018年4月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II）

途中で私に気づいて立ち止まったの図。見慣れないヤツがいるけど大丈夫かな、って感じ。ええ、大丈夫です。どうぞこちらへ（2018年4月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II）

　まずはひょっこり現われたキジトラ。

　お、見慣れないヤツがいる、って感じで立ち止まった。

ひょこひょこと目の前を横切っていったのを連写した中の1枚（2018年4月 富士フイルム X-H1）

　続いてシロキジ。白いんだけどちょっとキジトラが混じってる。しっぽをピント立てて参上。

カメラを地面スレスレにして広角でちょっとずつ近寄っていったのであった。この場所は快適だから動かないぞ、と顔に書いてある（2018年4月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II）

　この猫がなかなか人なつこい。ごろんと転がってくつろいでるとこに広角レンズでぐっと近づいても動じない。

　そういうときは指でつんつん。

おでこを左手人差し指でつんつんしながら右手のiPhoneで撮影。iPhone逆さ撮り。猫は眉間のちょっと上あたりかアゴを撫でてやると気持ちよさそうにする。撫でさせてくれればだが……（2018年4月 アップル iPhone X）

　これはiPhoneで。iPhoneを上下逆さに持つとこんなアングルでも簡単に片手撮りできるのだ。

ど真ん中をどうどうと横切っていくの図。早朝なので人も少なくて猫も伸び伸びしてる（2018年4月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II）

　さらにシロネコに黒と茶がまじった、ミケ系といえばそうなんだけど、ほぼ白いのが公園のど真ん中を闊歩してきた。

　やがて時刻は午前6時半。

　近所のご老人たちが数人集まってラジオ体操をはじめたが、猫たちは気にしない。互いによく知ってるからね。

　そんな中、次回の予告も兼ねて最後はこのチャシロ。

池を背景にほわんと撮ってみた（2018年4月 富士フイルム X-H1）

　背景でキラキラしてるのは池。

　池と猫って相性がいいのだ。猫は池が好き。

　次回は第3弾ってことで、猫と池の写真を中心にお送りします。

筆者紹介─荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい！』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』（ソフトバンク新書）、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』（玄光社MOOK）。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/