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Gmailを完璧に使い倒す(秘)テクニック 第43回

Apple Watchで複数アカウントのGmailを確認する方法

2018年03月26日 10時00分更新

文● 島徹 編集●南田ゴウ

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Gmailをメインの登録先や連絡手段として使っているユーザーは多いかと思いますが、ちょっと設定を加えるだけでさらに便利になります。ライターの島徹さんが日常生活でも役立つGmailのTipsをご紹介。

Apple Watchで複数のGmailアカウントを
確認する際は純正以外のメールアプリが便利

 iPhoneで複数のGmailアカウントを利用している場合、多くのユーザーはグーグルのGmailアプリなどを利用していると思います。しかし、Apple WatchでGmailを確認したい場合は不便な点があります。

 まず、GmailアプリがApple Watchに対応していません。このため、Gmailアプリで管理している複数のGmailアカウントのメールを、Apple Watchでは確認できません。標準のメールアプリもGmailアカウントを登録できるのは基本的にひとつなので、複数のGmailアカウントのメールを確認するには向いていません。

Apple WatchでGmailのメールを確認するには、標準メールアプリを使う。だが、複数のGmailアカウントの場合は基本的に別のメールアプリを使ったほうがラクだ

 そこで使いたいのが、iPhoneなどiOS向けかつApple Watchに対応したメールアプリです。主なアプリとしては、無料なら「Spark by Readdle」、有料ですがMacとの親和性が高い「Airmail - Your Mail With You」などがあります。

 両方とも日本語対応アプリなので、一般的なメールアプリと同じようにアカウントを追加できます。また、Gmailの場合はプッシュ通知に対応しているので、標準のメールアプリよりも便利に活用できるでしょう。

Sparkは複数のGmailアカウントを利用できるほか、メールの自動分類などGmailに近い機能も備える

 特にSparkは受信トレイや通知の自動分類機能を備えているので、必要そうなメールだけをApple Watchで確認したいといった用途にかなり向いています。

Sparkの自動分類は、Apple Watchで重要なメールだけを確認したい用途に向いている

 通常はGmailアプリや標準メールアプリを使いつつも、Apple Watchの管理のためだけにこれらのアプリを使うのもアリでしょう。また、これらのメールアプリは複数のアカウント管理だけでなく、外部サービスとの連携や操作のカスタマイズなど、独自の機能もあります。ふだん使っているメールアプリの機能に不満がある場合は、iPhoneでのメール管理も含めて乗り換えてしまうのもいいアイデアです。


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