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2018年の時計業界を展望!「バーゼルワールド2018」レポート 第5回

スーパーチタニウムを採用したモデルもラインアップ

シチズン、硬質素材アルティックをベゼルにしたEco-Drive One新作などを発表

2018年03月23日 16時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「AR5044-03E」

 シチズン時計はBASELWORLD 2018にて、Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン)の新モデルを発表する。

 Eco-Drive OneはBASELWORLD 2016で発表され、厚み1.00mmという薄いムーブメントが大きな話題となり、毎年新たなモデルを追加してラインアップを拡充している光発電ウォッチ。2018年の新作は、世界で最も薄い光発電エコ・ドライブムーブメントを内包するサーメット製のケースに、新しい硬質素材「アルティック」製のベゼルをあわせた世界数量限定1モデルと、スーパーチタニウムをケースとバンド素材に採用した3モデル。

 世界1000本の数量限定モデル「AR5044-03E」は、2.98mmという薄いボディを実現するため、ベゼルにアルティックという硬質素材を新たに採用。アルティックはビッカース硬度およそ1900と非常に硬く金属の切削工具などに用いられている。キズに強く、研磨により美しい鏡面を得られることから、世界数量限定モデルのベゼルとして採用。ケース径は37.0mm、予定価格は75万6000円。2018年秋の発売を予定している。

左より、「AR5030-59L」「AR5034-58E」「AR5034-58A」 

 スーパーチタニウムのケースとバンドを採用した「AR5030-59L」「AR5034-58E」「AR5034-58A」は、ケースの厚みを3.53mmという薄さに仕上げている。ケース径は36.5mmと、男性だけでなく女性にも適したサイズ。今回新たにチタニウム表面にデュラテクトα加工を施しており、耐メタルアレルギーとスーパーチタニウムのなかでも最高の硬度を実現。予定価格はいずれも54万円。2018年秋の発売を予定している。

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