アマゾン ウェブ サービス ジャパンは2月13日、AWS 大阪ローカルリージョンを開設し、日本でのクラウドコンピューティングインフラストラクチャーを拡充したと発表した。
AWSローカルリージョンは単一のデータセンター内に耐障害性の高い独立したインフラを持ち、既存のAWSリージョンを補完する。AWS東京リージョンと一緒に、地理的に離れたAWS 大阪ローカルリージョンを利用することで、規制対応のためアベイラビリティーゾーン間をより地理的に離す必要のある特定のアプリケーションの運用が可能。利用は担当営業に連絡するか、ウェブから申込む。
大阪ローカルリージョンは、AWSの最初のローカルリージョンで全AWSリージョンと同じようにほかのAWSリージョンから完全に独立し、リージョン内に独立したAPIエンドポイントがある。東京から400キロメートル離れた地点に位置しており、AWS東京リージョンから離れた場所に拡張可能なデータセンターが必要な場合に向いている。
AWS大阪ローカルリージョンは、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2), Amazon Simple Storage Service (Amazon S3), Amazon Relational Database Service(Amazon RDS), Amazon Elastic Block Store(Amazon EBS)を含む広範なサービスを提供する。