猫を飼ってると、当然飼い猫を撮る機会も増えるわけだが、これが簡単そうで難しい。
あ、この瞬間を撮りたい、ってとき、手元にカメラがあるとは限らないからだ。カメラが置いてある場所まで歩こうとすると猫に気づかれて動きが変わったり、カメラがスタンバイ状態になってなかったり(メディアがはいってなかったとか)。
そういうとき、スマホならたいてい手の届くところにある。さっと手を伸ばしてすぐ撮れる。
ここ1~2年のハイエンド系スマホ(iPhoneなら7以降、AndroidならファーウェイのP10やMate10、サムスンのGALAXY S8やNote8なんかがいい。ソニーのXperiaならXZクラスで)なら下手なコンデジよりキレイだし撮りやすい。
たとえば、珈琲でも飲もうと椅子から立ちあがると、その隙に猫(大五郎)に横取りされるわけだが、最近は椅子に戻ろうとしてどいてくれない。
しょうがないので無理矢理お尻をねじ込むと、わずかな隙間に追いやられてもそこから動かず、きっと「さっきより暖かくなったラッキー」なんて思ってるに違いないわけで、このシーンを撮ろうと思ったら、机の上で充電中のiPhoneが一番近いのである。
思わず取り出して撮影。
このあと仕事をしてたらいつのまにか下りてくれた。
さてそんな冬。冬の猫は昼間でも日向に出てきてくれるので撮りやすいし撫でたらあったかいしで「猫は冬がいい」って感はあるわけだが(まあ本州太平洋岸レベルの話で、寒冷地だとそんな悠長なこといってられないけど)、それは室内飼い猫でも同じ。
うちの猫(かふか)がカーテンと窓の隙間が暖かいと気づいたらしい。
姿が見えないなと思ったらこんなとこにいた。
結露した窓から落ちる水対策でタオルを敷いたのが猫的にはよかったらしい。
大きくカーテンを開けるとそれに反応されちゃうので、ちょっとだけ隙間をあけてiPhoneでこっそりと。
冬といえば日差しの低さ。低く部屋の奥まで当たるから猫的にはいいのだよねえ。

この連載の記事
-
第949回
デジカメ
猫撮り散歩に最高! 軽くて取り回し抜群のタムロンレンズで撮ると日常がこんなに楽しくなる -
第948回
デジカメ
最軽量・最速AF・長時間駆動! キヤノン「EOS R6 Mark III」が撮影のストレスを激減させる理由と猫撮影で実感したその実力 -
第947回
デジカメ
タムロンの新レンズが猫散歩の相棒に! 広角から望遠まで、地域猫との一瞬を逃さない高倍率ズームの真価 -
第946回
デジカメ
富士フイルムの「X-T30 III」はキジトラだけじゃない! フィルターで瞬時に撮りたい色にしてくれる -
第945回
デジカメ
富士フイルムの新カメラ「X-T30 III」でキジトラを撮ったらケモノっぽくてカッコ良く撮れた -
第944回
デジカメ
「iPhone 17 Pro」は最高のお気軽室内猫撮影スマホだった! -
第943回
デジカメ
猫好き必見! 動きが速すぎる猫のおもちゃ遊び撮影で見るミラーレス一眼の進化 -
第942回
デジカメ
突如訪れた愛猫の死! 過去さまざまな機材で撮影した写真で振り返りつつ悲しみを癒す -
第941回
デジカメ
夕暮れの猫たちを美しく切り取る「iPhone 17 Pro」のカメラに感動!4倍光学ズームと8倍クロップ望遠が便利 -
第940回
デジカメ
ライカカメラ搭載の「Xiaomi 15T Pro」はコスパ最強の猫スマホだった! -
第939回
デジカメ
パナソニック「LUMIX DC-TZ99」が実現する驚きの30倍ズームは猫を撮るのにピッタリだった - この連載の一覧へ











