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柳谷智宣がAdobe Acrobatを使い倒してみた 第45回

文章校正をAcrobat DCでスマートに処理してみる

2018年02月08日 11時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII

提供: アドビ

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テキストにハイライトを引いてみる

 テキストにハイライトを引いて、目立たせることもできる。直接置換するわけではないが、注釈で言及したい部分を指定するといった使い方が可能。ハイライトボタンをクリックして文字列を選択しても、文字列を選択してからハイライトボタンをクリックしてもいい。カラーはペンキのアイコンから変更できる。色が強すぎる場合は、「不透明度」を調整する。

 直接の文章校正ではなく、何かコメントを入れて対応してほしい部分にはノート注釈を追加する。また、校正を削除する場合は、注釈を右クリックし、「削除」を選べばいい。

テキストにハイライトを引いて目立たせる

カラーを変更できる

不透明度を調整し、薄くできる

ツールバーから「ノート注釈を追加」をクリックして、該当箇所をクリックすると入力ダイアログがポップアップする

注釈を右クリックし、「削除」をクリックすれば校正をクリアできる

無料のAcrobat Reader DCでできること

 無料のAcrobat Reader DCでも注釈の追加や編集は可能。もちろん、ほかの人が追加した注釈を表示することもできる。マウスポインターを注釈部分に持っていけば、内容がポップアップするのでわかりやすい。逆に、右側の注釈一覧から注釈をクリックし、該当部分にフォーカスを移動させることもできる。

注釈箇所にマウスポインターを載せると、テキストがポップアップ表示される

もちろん、ノート注釈もすべて表示される

 注釈を追加すると、一覧に大きくその人の名前が表示される。自分以外のPCを使っている場合など、特定のコメントだけ名前を変更する場合は、注釈のプロパティを開き、「一般」タブの「作成者」を修正すればいい。基本設定を変更するなら、「プロパティをデフォルトとして使用」にチェックして「OK」をクリックする。

注釈の右クリックメニューから「プロパティ」を開く

名前を変更し「OK」をクリック。修正した名前をデフォルトにするなら「プロパティをデフォルトとして使用」にチェックする

新しくハイライトを追加してみると、作成者が変わっている

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