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新発表の洪水!AWS re:Invent 2017レポート 第2回

暴力的なエコシステムで生き残るタフなサードパーティたち

ラスベガスなう!巨大な巨大なAWS re:Invent 2017スタート

2017年11月29日 10時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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いよいよ「AWS re:Invent」の季節がやってきた!今年のAWS re:Invent 2017は規模も4会場になり、1000以上のセッションが行なわれる。3回目の参加となるオオタニが新発表前でまだまだ落ち着いている29日の様子をレポートする。

今年は4会場に拡がったre:Invent 2017

未曾有の4会場イベントを果たして生き残れるのか?

 毎年ラスベガスで開催される「AWS re:Invent(以下、re:Invent)」は数多くのAWSのイベントの中でも最大級となるフラグシップイベント。世界中から多くのAWSユーザーが集まっており、日本からも1000人近い参加者が見込まれている。

 今年のre:Invent 2017は会場が複数に分散したのが大きな特徴だ。参加者とイベントの規模が拡大したことで、会場としていたVenetian+SANS Expoでは手狭になり、昨年は大通りを挟んで反対のMirageにも進出。そして、今年はさらにVenetianから歩いて30分以上かかるMGMとAriaまで展開し、Venetian、Mirage、MGM、Ariaの4つの会場で1つのキャンパスを構成するという巨大イベントになった。日本で言うと、お台場まるごと貸し切りみたいなイメージだろうか。

 大き目なセッションはVenetian側で行われるものの、ヴァーナー・ボーガスCTOの基調講演はMGMで行なわれる予定となっており、けっこうな民族大移動。シャトルバスも頻繁に出ているが、混雑も予想され、時間が読めないのが怖い。最悪歩くという手もあるのだが、試した猛者の報告によると実際に35分以上かかり、かなり疲れるらしいので、とにかく早め早めの行動を心がけたい(と言い聞かせる)。

 日本ではすでに29日(水)だが、ラスベガスは28日(火)の夕方頃。プレスがメインに取材することになる基調講演は今日の夜と、明日、あさっての朝に行なわれるため、現在までは比較的凪の状態。とはいえ、VRやAR、3Dコンテンツを容易に作れる「Amazon Sumerian」のほか、VMware Cloud on AWSの米国東部リージョン展開、動画配信サービスとしてパッケージ化された「AWS Elemental Media Services」など徐々に発表も増えており、29日と30日の基調講演ではさらに多くの新発表が行なわれるはず。日本だけでも20近いメディアがイベント情報をレポートすることになりそうなので、まったく余裕はなくなるはずだ。

本体と新興と戦い続けるタフなエコシステムをEXPOで見る

 そんなこともあり、時間がとれなくなる前に今日は展示会場であるEXPOに出向いてきた。EXPOはいわゆるパートナーやAWSの展示なのだが、さすがにAWSのエコシステムも巨大化しているので会場も馬鹿でかい。この中に、大小さまざまなベンダーがブースを構えており、多くの登壇者が立ち寄っていた。

EXPO会場の入り口。キーノート会場の隣になる

 なにより印象的だったのは、いわゆるエンタープライズITベンダーが数多く出展していたことだ。従来、AWSのエコシステムを形作ってきたのは、オンプレミスで培ってきた技術をクラウドで活用できるセキュリティやデータ保護、運用支援、監視などのベンダーが多かった。しかし、最近ではネットワークやストレージなどの分野でもAWSエコシステムに加わるようになってきた。そのため、シスコ、ジュニパー、F5、ネットアップ、Dell EMC、インテルなどのベンダーが割と大きめのブースを構えていた。

数多くのベンダーブースには従来型のITエンタープライズ系も多い

 とはいえ、サードパーティにとって、AWSのエコシステムは生存競争の激しい「暴力的なエコシステム」でもある。クラウド分野での巨大なビジネス機会を得るとともに、サードパーティのビジネスを吹き飛ばすAWS本体の圧倒的なサービス開発力と戦う覚悟も必要になるからだ。もちろん、次から次へと新興ベンダーが登場し、M&Aも頻繁な世界。(つい先日もSkyHigh Networksがマカフィーに買収された)。そんな中、きちんとビジネスを伸ばしているベンダーのバイタリティはやっぱりすごい。「AWSの新サービスで涙目」と書かれたようなベンダーが力強く生き残っている様をEXPOで目に焼き付けてきた。

 引き続き、ラスベガスからのレポートをお楽しみに。

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