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柳谷智宣がAdobe Acrobatを使い倒してみた 第35回

注釈やスタンプを含めたり、目的に応じて印刷

1枚に複数ページ印刷するなどPDFの印刷設定を使いこなしてみる

2017年11月22日 11時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII

提供: アドビ

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業務用印刷をする場合の設定方法

 「印刷」ダイアログ右上の「詳細設定」をクリックすると、業務用の印刷で利用する設定が行なえる。たとえば、ネガフィルムやポジフィルムを印刷するときなどは、「カラー」の色分解機能を使う。業務で印刷する場合、キレイに印刷面を揃えるために少し大きく印刷する。そして、トンボという線に従って、裁ち落とすのだ。このトンボも「トンボと裁ち落とし」で設定できる。

詳細設定では、業務用印刷の設定が可能

反転させたネガもプリントできる。もちろん、専門のプリンターと用紙が必要となる

トンボを付けることも可能

 さらに、「プリンター」の隣にある「プロパティ」ボタンを押すと、プリンターの設定画面が開く。こちらでも用紙や印刷方法をできるが、重複して意図しない結果になることもあるので要注意。たとえば、Acrobat DCの機能で2×3枚のスライドを1枚の用紙に設定するようにして、プリンタの機能で2×2枚のスライドを今井の用紙に設定するようにすると、結局24枚のスライドがまとめて印刷されてしまうのだ。

プリンターの設定をいじるときは、Acrobatの設定とバッティングしない項目のみにしておく

複数ページ印刷を重複して設定してしまったケース

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