MoguraVRのゲームとって出し 第56回
懐かしの「ダックハント」をVRで。ホラー要素も
VRの中で懐かしのゲームを追体験!不思議なシューティングゲーム「Duck Season」
2017年11月01日 18時00分更新
今回紹介するのはVRの中でファミコンのゲームをプレイするシューティング「Duck Season」だ。1984年に発売された光線銃シリーズのゲームソフト「ダックハント」を再現したゲームをリビングで体験できる。
シューティングだけでなく、リビングでファミコンをプレイする様子まで体験できるコンテンツだ。1980年代の雰囲気を存分に味わうことができる。
プレイヤーはいかにも欧米風と言った家でゲームをプレイする。目の前にはブラウン管テレビとゲーム機器が置かれており、銃型のコントローラーで操作するとゲームの中に入り込める。
ゲームが開始されると「ダックハント」に登場したおなじみの犬がリアルになって登場する。2Dで見ると愛嬌があったものの、3Dになるとどことなく不気味な印象だ。ショットガンで撃つこともできるので、気になる人は試してみてほしい。
「ダックハント」の再現だけあって、プレイヤーはショットガンで飛んでくるカモを撃ち落としていくことになる。レーザーサイトなどの便利な機器はないので、うまく当てるには少し慣れが必要だ。
装填できる弾の数は少ないが、左手のケースに弾の予備があるので、きちんと補充しておこう。モタモタしていると補充しているうちにカモが飛び去ってしまうので注意。まずは確実に当てられるように練習しよう。
リビングにはさまざまなオブジェクトが配置されている。本や別のゲームを棚から拾ったり、おもちゃで遊ぶこともできる。ピザを手に取ることもできるが、床に落とすとばつの悪い気持ちになる。振り返れば母親が夕飯の準備をしているなど、細かい部分の表現や演出もきちんと作り込まれているのはポイントが高い。
ゲーム内の自分もハンドコントローラーの動きにあわせて動くため、現実世界とリンクしている感覚が味わえる。
一風変わったVRシューティングゲームだが、かなり本格的で楽しめる。当時の雰囲気を味わうのにもオススメで、「ダックハント」をプレイしたことがある人にとっては感慨深い作品になるだろう。ただし、本作にはホラー要素も含まれているので苦手な人は注意が必要だ。
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