東京ゲームショウ2017レポート 第29回
あの話題のVR専用ゲームの“カノジョ”も登場
TGSで「VIVE」を採用したVRを厳選紹介、その理由も聞いてみた!
2017年09月22日 23時00分更新
「撲カラ」PRODIGY Powered by JOYSOUND
筋肉痛になるほど熱中してしまったのが、PRODIGY Powered by JOYSOUNDの「撲カラ」。本作は、ボクシングとカラオケを融合させたVRコンテンツで、JOYSOUNDの豊富なラインナップから自由に曲を選び、熱唱しながらVR空間内のリングで対戦相手を殴りまくります。気持ちいいっす。
一度体験してみないとわからないと思いますが、1曲歌いながら、両こぶしをフルスイングし続けるのは相当な運動量です。筆者は本VRコンテンツをプレイするのに最適なアリスの「チャンピオン」を選択しましたが、3コーラス目でかなり疲労困憊。最後の「ライラライ♪」はかすれ気味の声となってしまいました。
ちなみにパンチ力は歌声に比例して増大するので、歌えば歌うほどボクシングの戦いは有利に進められます。恥ずかしがって歌わないと、必死にパンチを繰り出しても大したダメージを与えられないので苦戦を強いられるわけです。
VIVEを採用した理由は、発売当初からハンドトラッキングコントローラーが同梱されていたことが大きかったとのこと。
「アーティファイト」アンビリアル
「頭脳と脚をフル回転させる、白熱の3分間!!」というキャッチフレーズのVRコンテンツがアンビリアルの「アーティファイト」。本作では、スピード・破壊力などの性能の異なる4種類のマシンに乗って、フィールド上にあるポータルをより多く破壊することを、最大3対3のチーム戦で競います。
本作最大の特徴が、スピンバイクをこがなければマシンが進まないこと。どんなにゲームがうまくても、3分間安定してペダルをこぎ続けられるだけの脚力が要求されます。運動不足な人のエクササイズやダイエット用途を想定して、スピンバイクと連動したシステムが採用されています。
スピンバイクをこぐという運動をしながらプレイするので、操作方法はシンプル。左コントローラーの上ボタンでサブショット、右コントローラーの上ボタンでノーマルショット、そしてそれぞれの下レバーで左右旋回と、こぎながらでも安全に操作可能です。
VIVEを採用した理由は、Oculus Riftが商用利用を禁止しているためとのこと。施設事業者に機材、コンテンツをセットで販売するためにはVIVEが有力な選択肢になるわけですね。
「VRサクラ」、「VRカノジョ サマーバケーション」、「VRカレシ」IVR
イリュージョンが、香りを出すVRデバイス「VAQSO VR」のブースで電撃的に発表していたのが、「IVR」ブランドの立ち上げと、二大タイトルのリリース。東京ゲームショウ2017の会場では、限定コンテンツとして「VRカノジョ」の特別バージョン「VRサクラ」の体験ブースを用意していました。
「VRサクラ」は、おなじみ夕陽さくらちゃんとひと時を過ごすショートVRコンテンツで、イベントの進行に合わせてVRゴーグルの下に装着した「VAQSO VR」から、スイカ、チョコレート、女の子の香水の匂いが香り立ちます。
この連載の記事
-
第51回
ゲーム・ホビー
TGS2017ウォーゲーミングブースでCEOと「WoWS」担当者に突撃インタビュー -
第50回
デジタル
カワイイ&美しい! TGS2017 Xperiaブースのコスプレ&コンパニオンさんを71枚の写真でプレイバック -
第49回
デジタル
11月末には出荷開始か?デルのMRHMD「Dell Visor」を体験してみた -
第48回
デジタル
これが真の悪魔召喚かっ!?真・女神転生のVRがリアル過ぎて大興奮 -
第47回
VR
Gが違う!SF的なVR飛行体験を360度回転する「GYRO VR」がヤバすぎる -
第46回
デジタル
Fallout 4の世界や165キロの豪速球などVIVEブースのVR体験がヤバイ! -
第45回
デジタル
まさかの展開! 王者GALLERIAが覇者を迎え撃つ、WoT「PCメーカーチャレンジカップ」 -
第44回
ゲーム
CoDやグランツーリスモなど、SIEの最新作を先行プレーしてきた -
第43回
ゲーム・ホビー
FGOと艦これの人気強し! TGS2017 コスプレレポート -
第42回
PCパーツ
ウメハラ選手の逆転劇が神ってるHyperXブースのストV対戦レポ -
第41回
デジタル
念願の1回戦突破なるか、チームLEVEL∞がWoTメーカー対抗トーナメントで激闘! - この連載の一覧へ