IFA 2017レポート 第5回
グーグルへの技術協力で実現か
Xperia XZ1はAndroid 8.0を業界最速でプリインストール XZs/XZ Premiumもアップデート対象
2017年08月31日 23時00分更新
ソニーモバイルはドイツ・ベルリンにて、IFA 2017に先立って開催したプレスカンファレンスにて新型Xperiaに対する「Android 8.0 Oreo」の搭載を発表しました。
発表会ではフラグシップモデルの「Xperia XZ1」「Xperia XZ1 Compact」が発表され、どちらもAndroid 8.0をプリインストール。これは業界最速のタイミングであると明言されました(一部のNexusやPixelシリーズにはアップデートが配信済み)。
ちなみに、ソニーモバイルのオフィシャルブログによれば、グローバルでは「Xperia X/X Performance/X Compact」「Xperia XZ/XZs」「Xperia XZ Premium」「Xperia XA1/XA1 Ultra/XA1 Plus」、そして触れるプロジェクター「Xperia Touch」にも配信される予定とのこと。
Android 8.0は、従来バージョンの2倍のパフォーマンス、アプリごとのログイン時に使えるオートフィル機能、動画を小窓化して並列作業ができる「ピクチャーインピクチャー」など細かな機能向上が施されています。
グーグルによれば、Android 8.0の開発の際にソニーから技術協力があったとのこと。その影響かAndroid 8.0では、対応機器同士であればBluetooth接続でもハイレゾ相当の音楽が楽しめるソニーの伝送技術「LDAC」がサポートされています。
日本の既存の機種に関しては、キャリアでの各種テストがあるため、グローバルと同じタイミングでのアップデートは実施されないでしょうが、ほかのメーカーの機種に比べればより早いタイミングでの展開が期待されます。
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