さて、夏も終わろうとしていることだし、猫の柄シリーズに戻るとしよう。
キジシロである。キジトラとシロが混じった柄は一般に「キジシロ」といわれてる。
キジシロ? と思う人でも冒頭写真を見ると「ああ、よく見る柄だ」と思うに違いない。
冒頭猫はハチワレのキジシロ。日向で寝てたらいつのまにか日陰になっちゃったのか、日陰で寝てたら徐々に傾いた日が当たってきたのかどっちかはわからないけど、たぶん前者。
ここ1~2年で撮ったキジシロ写真を探したら、けっこうハチワレがいた。
まずはこれ。都内の大きな公園で出会ったキジシロハチワレ。
ちょっと警戒心は強いのだけど、ここまでは近づかせてくれた。
キジトラ系はみなそうなんだけど、目尻から濃い色の毛がすーっと伸びているのがカッコいいよね。歌舞伎の隈取っぽい。
なぜ目尻からきれいなラインが伸びているのか、気になるのでご存じの方がいたら教えてください。
さらに別のキジシロハチワレ。
同じキジシロハチワレでも顔が全然違ってて面白い。猫の顔って当たり前だけど1匹1匹が違う。同系統の柄の猫を見比べるとそれがよりわかる。
次のハチワレシロネコは首輪付。首輪と紐でつながれてる。
犬じゃないんだから! と思うかもしれないが、常時こうして繋がれているわけではなく(この家の前は何度か通ったが猫が繋がれてたのはこの日だけだった)、どうも家の掃除か模様替えかなんかの理由で一時的に外にいてね、ってことらしい。きょとんとして外を眺めてた。
キジシロハチワレシリーズの最後はこいつ。とある墓地にいた猫。
まんまるな顔とまんまるな身体をした猫。耳がないように見えるが、ドラえもんじゃないので一応ついてる。先天性なのか病気なのかなんなのかわからないが、はたから見てる分には丸くて愛らしい。
目が合ったら、ぺろっと鼻を舐めて、とことこと移動してしまった。

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