さて、猫の柄シリーズ「キジトラ」編をきちんとやりましょう。今回はキジトラ三昧。似たようなキジトラがいっぱいでてくるけど、ほとんど違うキジトラです。
猫の縞模様ってほとんどが「キジトラ」か「チャトラ」。どっちも茶色い縞模様だろう、って突っ込みたくなるけれども、一度覚えちゃうとはっきり違いがわかる。
色が違うのだ。焦げ茶とオレンジ色に明るい茶色。
次の写真、手前がキジトラ、奥がチャトラだ。
チャトラがボケてるのでわかりづらいけど、色の違いははっきり出てる。手前の茶色と言うよりは焦げた感じなのがキジトラ、後ろの明るい茶色がチャトラだ。
さらに最近は、キジトラ猫も「キジトラ」と「キジシロ」に分けて考えることが多いらしい。
全身キジトラだと「キジトラ」。シロがまじってると「キジシロ」。口元だけが白いなんてのはよくあるのでキジトラ(うちの「かふか」もそうだ)だが、おなかや手足が真っ白とか、頭と背中だけキジトラとか(あ、どっちも同じ意味か)、そういうのはキジトラ+シロってことで「キジシロ」と呼ぶらしい。
これなんか手前にいる、私のリュックを占領してるのが典型的なキジトラ。その後ろにいるのがキジトラ+シロでキジシロ。
このキジシロはシロの占める面積がほとんどなので「シロキジ」と言った方がいいような気もするが、それ言い出すと「キジシロ」と「シロキジ」の判断基準をどうするかで頭を悩ませることになりそうなので全部「キジシロ」にしていいかと思う。
厳密に定義された呼称ではないだろうし。
記事掲載時、一部写真のキャプションに誤りがありました。お詫びして訂正いたします(2017年8月4日)
そういえば、逆キジシロっていないよね。おなかがキジトラで背中がシロ。そういうのってあり得るのか否か、遺伝学に詳しい人に聞けばわかるのだろうか。
なんて余計なことを考えつつ、キジトラシリーズ行きます。キジトラ猫の写真は数が多いのでどかどかと。
冒頭写真は都心部にある古い団地にいたキジトラ。この団地、取り壊し中だか取り壊し完了だかでもうこの風景は見られない。数ヵ月前に訪れたときはもう猫の姿も見えなかった。
続いてとある神社で出会った歌碑猫。歌碑(だと思う)のちょうど日陰になってるとこでくつろいでた。
口元がちょっと白いけどきれいなキジトラだ。
お次は都内の大きな公園で出会ったキジトラ。
キジトラは私が立っているより一段高くなってるとこにいて、目が合ったらすっと背筋が伸びたのですかさず撮影。
耳がカットされてる地域猫。
顔の模様がきれいにシンメトリーになっててカッコいい。
キジトラがカッコいいのは柄がきれいに左右対称になっているからかもしれない。

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