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まずはGIGABYTEとMSIから7製品! X299搭載マザーの販売がスタート!

2017年06月26日 23時47分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 Intel X299チップセットを搭載したLGA 2066対応マザーボードの販売が26日からスタートした。登場したのは、GIGABYTEが3モデル、MSIが4モデル。なお対応CPU「Core X」シリーズの発売は、現時点で未定となっている。

開発コードネーム“Basin Falls”と呼ばれていた新プラットフォーム。「Core X」シリーズに対応するIntel X299チップセットを搭載したLGA 2066対応マザーボードが発売

  X299は、インテルが2017年6月のCOMPUTEX TAIPEIで発表した「Core X」シリーズに対応するチップセット。開発コードネーム“Basin Falls”と呼ばれていた新プラットフォームで、ソケットも従来のLGA 2011-v3と異なる「LGA 2066」を採用している。

 ポイントになるのはCPU。下位モデルで4コア/4スレッドの「Core i5-7640X」や「Core i7-7740X」の“Kaby Lake-X”と、上位モデルで6コア12スレッド以上の“Skylake-X”という2つのシリーズが存在するところ。大きなところでは、Core Xシリーズの対応メモリーはDDR4-2666正式サポートだが、Skylake-Xはクアッドチャンネル、Kaby Lake-Xはデュアルチャンネルとなる。

“Kaby Lake-X”と“Skylake-X”ではスぺックが大きく異なる点には注意が必要だ

 X299搭載マザーボードでは、8本のDDR4 DIMMスロットが用意されているが、“Kaby Lake-X”利用時には片側4スロットのみを使用することになる。さらにレーン数の仕様も異なるため、“Kaby Lake-X”搭載時に排他仕様となる拡張スロットやストレージインターフェイス等がある点には注意したい。なお、CPUのパフォーマンスについては「Core i9-7900X&Core i7-7740X速攻レビュー」を参照いただきたい。

 以下は、本日発売を確認したモデルと価格だ。CPU登場時に購入予定という人も多いかと思われるが、今からチェックしておこう。なお、販売ショップは、パソコンショップアーク(27日から)、ドスパラ パーツ館、パソコン工房秋葉原BUYMORE店、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.。

GIGABYTE製では一番安いモデルになる「X299 AORUS Gaming 3」。4万2984円

「X299 AORUS Gaming 7」。3基のM.2スロットにインテル+KILLER製のギガビットLAN、802.11ac対応無線LANなどを搭載。6万3504円

「X299 AORUS Gaming 9」。機能てんこ盛りのGIGABYTE製最上位モデル。6万8904円

ビジネス向け「PRO Series」の「X299 SLI PLUS」。3万5618円

カジュアルゲーマー向け「ARSENAL GAMIG」シリーズの「X299 TOMAHAWK」。3万8858円

ハイエンドかつRGB LEDイルミネーション機能も豊富な「X299 GAMING PRO CARBON AC」。4万9118円

ハイエンドゲーマー向けの「X299 GAMING M7 ACK」。5万9378円

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