エプソンは6月7日、ブランド誕生66年目を迎えた「オリエントスター」初となる機械式月齢時計「オリエントスター メカニカルムーンフェイズ」3モデルを発表 した。6月27日(RK-AM0002Lは7月20日)に発売する。
機械式時計ブランド「オリエントスター」シリーズとしては初の月齢表示機構搭載であり、6時位置のインダイヤルにムーンフェイズ表示を配置。月齢車が29.5日周期で回転して新月から満月までの月相を表示するほか、文字盤にはムーブメントが見えるセミスケルトンの小窓とパワーリザーブインジケーターも搭載する。
ムーブメントは昭和46年に開発され、世界中のマーケットで支持されてきた「46系ムーブメント」を継承し、さらに精度の改善や仕上げの品質を向上させた新ムーブメント「46系F7」を搭載。パーツによって異なる目付模様やビスにブルーの彩色を施すなど、シースルーバックから見えるムーブメント装飾を刷新。名前のFにはFuture・Fineの意味を持ち、今後ともさらなるムーブメントの発展や進化をいく想いが込められているという。
風防にはレンズ効果の歪みを防ぐ両球面サファイアガラスを使用するとともに内側には無反射コーティングを採用して視認性を高めている。また、針の先端をわずかにカーブさせることで分目盛りの間際まで指し示すことを可能としている。
ムーブメントは精度日差+15秒~-5秒、手巻き付きの自動巻きで駆動時間は40時間以上。ケースサイズは縦49×横41×厚み13.8mm、重量85g。ステンレススチールの「RK-AM0001S」および「RK-AM0002L」、ステンレススチールのピンクゴールド色めっきの「RK-AM0003S」(プレステージショップ限定モデル)の3モデルが用意され、価格はいずれも18万3600円。