スマホアプリのインストールをしなくても使える
ワイヤレススナップショットを使うにあたり、アプリをスマホにダウンロードしてインストールする必要はない。
iPhoneやAndroidスマホ側の設定画面でBluetoothを起動して、その後、スマートセルフィースティック側にマグネットで付着しているワイヤレススナップショットを取り出し、表面のボタンを3秒ほど押すことで、自動認識される。
筆者の場合、「iPhone 7 Plus」と「HUAWEI Mate9」の両機種で一発接続が可能だった。ちなみに、ユーザーマニュアルによれば、iOS 7.0のiPhone 4s以降または、Android 4.0.3以降の端末が動作対象となっているようだ。
スマートセルフィースティックはスマホを取り付けた状態で73.5cmまで高さを延長できる。三脚部分は最大に広げて半径11cm程の円形なので、最上部に200g前後のスマートフォンを装着した状態は、かなり不安定だと考えておいたほうがいいだろう。
たたむとシンプルに1本の円筒形になるスマートセルフィースティック(左)と、グリップが露出したままで収まりの悪い筆者使用の従来モデル(右)
使用に際してはしっかりした硬い地面を確保し、強風などにはより注意が必要。また、カメラのレンズ位置は最高でも地上70cm程で、スマホの縦位置での取り付けもできないので、至近距離で撮影すると、立っている大人の首から上がカットされたりする可能性もある。
そのような時は、スマホを多少仰角にするか、何かスマートセルフィースティックを置く別の台を用意するか、事前に画面の確認や被写体との距離をとることが必要だろう。
スマートセルフィースティックを自撮り棒として使用する場合は、そのケースによってワイヤレススナップショットを取り付けたままか、取り外してもう一方の手でシャッターを切ったほうがいいか、いずれのケースもありそうだ。
ぜひ360度カメラにも対応してほしい!
スマホカメラによるセルフィー撮影に特化した「スマートセルフィースティック」は、筆者が以前から使っていた一般的なカメラ三脚をルーツにした同様の製品に比べて、はるかに軽量(200g)コンパクト(縮小時長さ25cm直径3.4cm)でスタイリッシュだ。
基本的には「いいことづくめ」のようなスマートセルフィースティックだが、昨今は当たり前になってきた360度カメラである「THETA」などではまったく利用できないのは大きな欠陥だ。
CliqueFieのロゴマークのあるトップキャップ中央に6mmのネジを出して、普段は“メクラ蓋”を取り付けておけばいいだけなので、次期製品ではぜひとも組み込みを期待したい。
・商品 CliqueFie 「スマートセルフィースティック」 ・購入 Amazon ・価格 5000円前後 ・写真
今回の衝動買い
アイテム:
CliqueFie 「スマートセルフィースティック」
価格:アマゾンにて4980円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

この連載の記事
-
第854回
トピックス
それでも現金を持たざるを得ない現況で、ジッパー付きセキュリティポーチ靴下を衝動買い -
第853回
トピックス
3COINSのクリアワイヤレスキーボードが1000円に値下がりしたのでまた衝動買い -
第852回
トピックス
価格は優秀、剃りは凡庸 USB充電可なシャオミ製電動シェーバーを衝動買い -
第851回
トピックス
出張も旅行もこれ一台! 「クリップ型USB Type-C充電器+タップ」を衝動買い -
第850回
トピックス
年初にAndroid搭載のカラーE Ink端末「Bigme B751c」を衝動買いして9ヵ月使ってみた -
第849回
トピックス
理論派が作った“変態ピック”を半世紀ベーシストが衝動買い -
第848回
トピックス
“ケーブル紛失ゼロ”の未来系SSDケースを衝動買い -
第847回
トピックス
北欧製の密閉縦型製氷皿“アイスブレーカー”を衝動買い -
第846回
トピックス
今も愛用のThink手帳に迫るブギーボード「BB-21」を衝動買い -
第845回
トピックス
レガシーなタフスマホ「TORQUE G04」を5980円で衝動買い -
第844回
トピックス
EVERINGを衝動買い更新! NEON BUZZで“指先決済”を3年延長 - この連載の一覧へ











