ノートに書いた内容を取り込んで管理できる
オリジナルアプリ
筆記の対象となる紙媒体であるWAVEノートと専用アプリである「ROCKET BOOK」との関係性がそれほど明確ではないが、スマホに導入したROCKET BOOKアプリは筆記済みのWAVEノートの内容を、即座にエリア認識し、各ページにあるページ番号QRコードと、各ページの最下段にあるクラウドサービスのどこにデジタル化データを送るべきかを判断して処理してくれる。
ページ番号QRの横には、チェックマークをつけることでユーザーが決めた任意のクラウドサービスにスキャンデータをアップロードするためのアイコンが7つ列んでいる
ROCKET BOOKアプリの設定では、スキャンデータをどのクラウドサービスに送るかの設定や、PDFで送るかJPEGで送るかなどの選択、スキャン後に指示待ちせずに、任意のクラウドサービスに送るなどの設定を、各クラウドサービスごとに設定できる。
ROCKET BOOKアプリだけを見ている限り、WAVEノートを購入しなくても、設定の項目の中からでも一般的なパソコン、プリンターを使用して、同様のフレームとQRコード付き専用ページを印字して活用することもできそうだ。
あくまでWAVEノートは電子レンジでチンすることで再利用可能なタフなノートと理解すべきだろう。
WAVEノート各ページ最下段のアイコンごとに最終的なアップロード先クラウドサービスを決定したら、忘れないうちにWAVEノートの裏表紙裏にも記述しておこう。
今回、筆者は実際にWAVEノートの最初から5ページの筆記を行なったが、フリクションボールのペン先とWAVEノートの表面仕様との相性の良さか、不思議と筆者が以前から思っていたフリクションボールのかすれる書き辛さを感じることがなかった。
早速、筆記した最終ページをROCKET BOOKで読み込んで見た。筆者の個人的感覚で極めて恐縮だが、読み込み対象ページにスマホのレンズをかざしてから、極めて短い時間でページの取得対象エリアを認識した。
そして、あっと言う間にスマホ内部に取り込み、同時にチェックマークを付けたドロップボックスに送信が自動的に終了してしまった。あまりにもあっけない感じだ。
すぐに、同じスマホでドロップボックス内の指定した任意のホルダーを確認した所、間違いなく目的の筆記ページは、PDF変換され、指定したホルダーに何の問題もなく転送されていた。

この連載の記事
-
第854回
トピックス
それでも現金を持たざるを得ない現況で、ジッパー付きセキュリティポーチ靴下を衝動買い -
第853回
トピックス
3COINSのクリアワイヤレスキーボードが1000円に値下がりしたのでまた衝動買い -
第852回
トピックス
価格は優秀、剃りは凡庸 USB充電可なシャオミ製電動シェーバーを衝動買い -
第851回
トピックス
出張も旅行もこれ一台! 「クリップ型USB Type-C充電器+タップ」を衝動買い -
第850回
トピックス
年初にAndroid搭載のカラーE Ink端末「Bigme B751c」を衝動買いして9ヵ月使ってみた -
第849回
トピックス
理論派が作った“変態ピック”を半世紀ベーシストが衝動買い -
第848回
トピックス
“ケーブル紛失ゼロ”の未来系SSDケースを衝動買い -
第847回
トピックス
北欧製の密閉縦型製氷皿“アイスブレーカー”を衝動買い -
第846回
トピックス
今も愛用のThink手帳に迫るブギーボード「BB-21」を衝動買い -
第845回
トピックス
レガシーなタフスマホ「TORQUE G04」を5980円で衝動買い -
第844回
トピックス
EVERINGを衝動買い更新! NEON BUZZで“指先決済”を3年延長 - この連載の一覧へ











